ゴールデンウイーク初日の4月29日、恒例の「がまかつへらぶなチーム対抗戦・西日本大会」が滋賀・甲南へらの池にて開催された。59組118人が参加したこの大会、合計19.2kgを釣った小寺宏和選手と西澤淑朗選手が優勝の栄冠を勝ち取った。
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優勝は小寺・西澤ペア
検量の結果、優勝したのは合計19.2kgを釣った小寺宏和選手と西澤淑朗選手のペア。二人は甲南へらの池をホームとしており、普段から一緒に釣りをする仲良しペア。西澤さんはへら歴30年の小寺さんからヘラブナ釣りを教わったとのことで、師弟関係でもあるとのこと。
なお、準優勝は葛西涼選手と葛西弘一選手で合計16.5kg、3位は引口勉選手と小西和哉選手で14.6kgという結果になった。
優勝者インタビュー
最後に、優勝したペアの釣りを紹介する。
小寺さん
最初は8尺カッツケのセット釣りで入った。朝一4匹くらいはパタパタと釣れたが、その後はぽつぽつ。試釣でカッツケは落ちていくのがわかっていたので、遅くても9時にはトロ巻きか両ダンゴにかえる作戦だった。
風で流れがきつくてカラツンばかりだったので、9匹釣って1時間半後に両ダンゴに変更。すぐに答えが出て、いい型のがパタパタと2匹釣れた。ダンゴにしてからは40cmくらいのがよく釣れ、アタったらつくようなイメージで拾っていった。
西澤さん
両ダンゴで入ったが2、3匹しか釣れなかったので、1時間後にはトロ巻きに変更。沖の方に魚がいると思ったのと風がそこまでなかったので、サオもタナもエサもそのまま。
トロ巻きにかえてすぐぐらいはダンゴを受けながらトンと入り、その後アオリが出てドンと消し込むようなアタリが出た。時合いが落ちてきてからはいいペースでアタリが続かない状態になり、ハリスの長さを調整して何とかポツポツ拾った。
<中西/TSURINEWS編集部>