陸っぱりエギングで2kgオーバーの春アオリイカ堂々浮上 潮流れが決め手

陸っぱりエギングで2kgオーバーの春アオリイカ堂々浮上 潮流れが決め手

伊豆エリアの沖の水温は17度で、石廊崎は18度の計測値。春烏賊サイズの釣果が数多く聞こえてくる頃になった。場所によっては新子サイズも目にする中、沿岸の藻の生え方は場所によりまばらである。そんな中、2kgオーバーの良型アオリイカをゲットした陸っぱりエギング釣行をお届けしよう。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター野中功二)

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野中功二

伊豆をメインフィールドとするローカルアングラー。エギングメインですが、ジャンル問わず、海山に囲まれ自然に恵まれた伊豆で旬の釣りを楽しんでいます。

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ソルトルアー エギング&イカメタル

2100g良型が浮上

ここが時合いとエギを3.5号のアオリーQのブルー夜光パープルパープルに交換し、早いアクション、テンポで誘う。回遊でその場所に入ってきたイカならエギに反応が良い。しっかりアクションしテンションを掛けると……。コンと小魚がラインに触ったような感じがした。

アオリイカ特有のエギを抱いて持っていくような動きがない。竿を立て気味にした途端、ドラグが出た。この時点で、重さと勢いのあるジェット噴射に良型を確信。

浅瀬での特有のジェット噴射。ロングロッドのレングスでカバーし、タメを使い主導権を得る。足元にくるとジェット噴射で逃げようとするが、ロングロッドの利点を活かし、観念したか浮き気味で姿を現したのは待望のナイスサイズ。しかし、追尾はない状況だった。

陸っぱりエギングで2kgオーバーの春アオリイカ堂々浮上 潮流れが決め手ナイスサイズ手中(提供:TSURINEWSライター野中功二)

サクッとギャフを掛けゲット。2100gの良型であった。まさに春烏賊ゲット。

釣行を振り返って

今回の釣りはこの2ハイで終了となったが、今回の釣行を振り返ってみると、光量の変化にケイムラは有効な感じがした。また縦の早いアクションや、横のダートのアクションにも好反応があった。

カラーは強アピールもありだが、ナチュラル系やケイムラ系も準備したい。追尾のアオリイカをサイトで釣るのもこの時期の醍醐味の1つなので、視野性の良いカラーも必要だろう。

釣行アイテム

海面のギラギラを除去して海の中の状況を見るのに、偏光メガネは必須。目の保護も出来るので一石二鳥だろう。

なお、足場の良い場所でもライフジャケット、スパイクブーツ、目の保護用でもあるサングラス。さらに、熱中症予防としてキャップや飲み物なども準備しよう。

着々と春イカは進行している。コロナに注意し、準備万端で海に出かけよう。デカイカが待っている。

<野中功二/TSURINEWSライター>