天草・鬼池港にアオリイカを狙い、エギング釣行してきた。釣行当日は、上げ潮にいきなり1kgオーバーをキャッチ、下げ潮になるとサイズダウンとなった。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・日髙隆行)
アオリイカ狙いエギング釣行
4月中旬、熊本・天草・鬼池にエギング釣行。当日は午後7時が満潮なので6時にポイントに到着。
午前中に雨が降っていたことで若干ではあるが水に色がついている。「ケイムラオレンジラメで行くか」とサーチエギはエギスタシリーズでも群を抜いてのアピール系のケイムラオレンジラメ、澄潮ならパープル系だが濁りが入るとパープルでは発見しづらいのかアピール系に分がある。
いきなり1kg超キャッチ!
まずは中央から探りを入れる。「ん~、潮が少ししか動いてない」。だが夕マヅメと曇り空、潮止まりのタイミングで雰囲気だけはいい。「次は左だな」と左側を攻めるが、2投して見切り今度は右側。「お!いい感じ」2回シャクり、ロッドを立てているとサオ先がグッ、グッー。
「乗った~」アワセと同時にズッズズズッ。アワセが強すぎたな、ちょっとズレた。ジッジィイィーッ「お~、キロいったな、でもこの引きは……ゆっくりやるか」と慌てずゆっくりゆっくり寄せてくると「やっぱりゲソ1本、ジェット噴射のストロークが怪しかったもんな~」。
手前まで寄せて来たアオリイカは余裕の1kgオーバー「腕が伸びきって真っ白になってきている、触腕が切れそう」。だがアオリイカは下に下にジェット噴射。「ゆるめたらダメだ、テンション保ちながらゆっくりゆっくり」とやっとアオリイカの体が浮き、ネットイン。「あ~、シビれた」。無事捕獲したのは1kgオーバーのアオリイカ。
日没後に1kgのメス
写真を撮り、次を狙う。ネットインまで時間をかけたために、辺りはすでに真っ暗だ。「月も出て下げに入ったからパープルに替えるか」とエギをケイムライソスジエビラメに変更し、次は左側を攻める。
エギを沈ませずに2回シャクリの3秒フォールで表層だけアピールし、活性のあるアオリイカの反応をみる。「若干だけど流れがでて来たかな」。遠投して流れを利用しながら探っていくと「触った」。エギを横にサビくとグーッ。「さっきよりもサイズダウンだな……あら? 引き方がおかしい?オスが邪魔してんのか?」。
寄せて来てライトを当てると「お~、後ろに付いてた」が、ライトにビックリしたのか沖に帰っていった。「まぁ、仕方がないか」キャッチしたのは1kgないぐらいのメスのアオリイカ。
当日は上げ潮に大物
写真を撮って次を狙うが、潮が止まってしまった。時間が少したったあたりで「お、沖だけ少し動き始めたかな?」。遠投してエギの頭をこちらに向けるために1シャクリ。「お、今日イチの潮の圧、来るぞ!乗った~」アワセと同時に分かるこの重さ…「またサイズダウンかい!」。潮の流れで元気よくジェット噴射をしているが、余裕で寄せて来たのは500gほどのメスのアオリイカだった。
「今日は上げ潮が良かったかな?下げに入ってサイズ落ちたしな」と、それから9時を回ったところで雨が降り始めたので帰路に就いた。
<週刊つりニュース西部版APC・日髙隆行/TSURINEWS編>
天草・鬼池港