シーバス。一般にはスズキといわれる魚です。ルアーアングラーの言い方としては、シーバスという方が通りがいいでしょう。この魚、結構ニオイが強い魚で、特に沿岸部や河口域で釣れるものは食用には適しません。しかし、サイズによってはおいしく食べられたりします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)
口の中の臭いをかぐ?
食べられるかどうかは、口の中のニオイを確かめるとよいといわれます。口の中のニオイが薄ければ大丈夫です。体表のニオイは料理酒と塩揉みで簡単に落ちるのですが、身に染みついた汚染水のニオイはなかなか落ちません(というか、落とす手間が、かなり面倒です)。
食べる数だけ 他はリリース
ちなみになぜ私がセイゴを塩焼きにして食べるようになったかと言うと、たまたま釣ったセイゴくんを横で見ていたおっちゃんに、「おっ、ええ塩焼きサイズやんけ」とニッコリ言われたからです。その言葉が嬉しくて、それからはセイゴはよくお持ち帰りしています。
しかし、これからバチ抜けシーズンが本格化してきてシーバスの反応がよくなってくると必然的にセイゴサイズも増えてきます。おいしいからといって、メバルみたいにたくさん持ち帰るのはやめてあげてください。あくまでリリースメイン。食べる数だけで十分です。
<井上海生/TSURINEWSライター>