コロナ禍でブームになったものの一つとして挙げられる「釣り」。釣りを始めると、いつかは沖に出て釣りをしてみたいという気持ちになるだろう。今回は身近に沖での釣りを楽しむことができる、「イカダ・カセ」での釣りについて詳しく解説する。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター古川竜也)
持ち物
最後に、持ち物を整理したい。
服装
服装に関しては、長袖長ズボンがキホン。海面からの照り返しなどもあるので、海上はかなり日焼けする。もちろん、ハリが刺さるのを予防してくれる場面も想定される。
そして、特に夏場は夕立ちがくる時もある。突然風が吹き、寒くなる時もある。イカダ・カセ釣りではすぐに迎えが来ないため、カッパやウインドブレーカーなど羽織れるものを一枚持参することをお勧めする。
帽子も必需品だ。紫外線対策にはもちろんのこと、万が一、近くの人が投げた仕掛けやルアーが頭に当たった際にもケガを最小限に抑えることができる。可能であれば、偏光グラスも装着しよう。
飲食物
特に夏場は熱中症対策として、スポーツ飲料や経口補水液を必ず持っていくようにする。最低500mlのペットボトルを2本。夏場のじっとしていても汗が出るような日はそれ以上必要になる。カセ・イカダの場合、自販機や売店などはないので、確実に準備したい。
釣具&エサ
ファミリーフィッシングにはレンタルがオススメだ。家族全員の道具を安く借りられるため、購入するよりも費用を抑えられる。仕掛けやエサに関しては狙いの魚種や釣り方で変わるので、船長に確認して、渡船店で販売のないものは準備しておきたい。
クーラーボックス
あまり大型のクーラーを持ち込むのは、足場の限られるイカダ・カセには不向きだ。もし大物狙いで行くのであれば、ストリンガーを所持していくといい。
そして、空いたペットボトルに水道水を入れ、自宅の冷凍庫で凍らして持っていこう。保冷剤の役目を果たし、飲食物を冷蔵できるうえ、夏場以外なら帰宅するまでの間魚を新鮮な状態のままに保ってくれる。
ゴミ袋
環境を守るうえでも仕掛けのゴミや飲食物のゴミは釣り場に捨てることなく持ち帰りたい。レジ袋が有料になってわざわざ用意しなければならなくなったが、道中コンビニによる際に調達するなどして、必ず準備したアイテムだ。
持って行き方
そして、準備した荷物を持ち込むのにも注意が必要。防止やゴミ袋などは風で飛ばされやすいため、ゴミ袋は重い荷物にくくる、帽子は紐付きの物を準備するなど工夫しよう。
そして、エサによっては臭いエサもある。帰ってから丸ごと洗えるようなバッグが好ましいだろう。
<古川竜也/TSURINEWSライター>