内房の上総湊は、竹岡港と並び、古くから活エビを使うシャクリマダイが盛ん。リールや竿が高性能化していく時代に、昔と変わらぬシンプルな手バネで大ダイと渡り合うのは興奮必至。この釣りひと筋という釣り人も多い。8月4日(土)、内房上総湊のとう市丸から乗船取材した。
小型ながらも満足な引き
8時すぎ、鴨居~久里浜沖に移動。同様に15ヒロを中心に18ヒロくらいまでを探る。周囲には僚船が集結。きびしい暑さのなか、本命目指してシャクり続けた。
14時に沖上がり。
さて結果は?
結果は最大1kg2~3尾。掛けてもバレるケースが多く、前日までに比べてやや不調ではあったが、小型ながらも浅場で三段引きの強引を味わえたようだ。
連日のように2~3kg級が上がっているので、今後も期待できそう。
取材翌日には葛飾区の岡安俊幸さんが3.6kg、6日は川崎市の佐藤貴志さんが2kgと3kgをそれぞれ手にした。
まだまだチャンスは十分だ。
<週刊つりニュース関東版 坂本康年/TSURINEWS編>
▼この船について
とう市丸
エリア:南房エリア
出船港:上総湊港