日没直前からメバルを狙って福岡県の志賀島へ釣行した。フックを伸ばされ大物には逃げられたが、潮止まり前の時合いには20cm級が連発して楽しめたので、その模様をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・鈴木泰也)
志賀島でメバリング
冬の北西風に悩まされて、毎週末釣りに行けない人も多いのではないだろうか。平日風がなく少しの時間があれば「釣りにいつ行けるか分からん!」と天気のチェックは欠かせない。
2月7日、風速2m、下げ止まりは午後7時30分ごろ。日没直前マヅメの時間から職場近くの志賀島赤灯台に釣行。到着したのは6時。これから1時間30分の短時間で楽しもうとメバルタックルを持ってテトラ先端へ。駐車している車がなかったので釣り人はいない。
マヅメ時間は攻めの勝負でミノーをセットし、広範囲にキャストするもこれには反応ない。あっという間に日が落ち辺りは暗闇に包まれる。定番のジグヘッド1.5gにワームでじっくりとリトリーブ。
20cmメバルをキャッチ
小潮の下げ潮は緩めだが効いてはいるので、時折ジグヘッドの抵抗が変わるのを感じる。
いつも同じ立ち位置でメバルの着き場は分かっているので、ここぞという場所では心の準備をする。すると数投で答えが出る。ググーッとメバル特有の突っ込む引きだ。まずは20cm。
2週間前は産卵前の個体と産後のやせた個体が多かったが、今回は産後から回復してきており、サイズの割によく引いた。
フックを伸ばす大物ヒット
そして2尾目を出そうとテトラギワに来た際、ググーッと一気にドラグを出してテトラ下まで突っ込む強烈な引きだ!
前回の釣行ではプラッギングで良型がテトラに引っ掛かり逃しており、ドラグをややしめていた。25cmではあまり出されないドラグ設定なので「これは、いったか尺」と思ったのも束の間、テンションが緩みジグヘッドだけが上がってきた。
見ると、フックが大きく曲がり伸ばされていた。なんとも不甲斐ないとガッカリ。ドラグがフックの強度を超えていたのだが、干潮のテトラで逃した前回の釣行からまた課題ができた。