1月28日(金)、3人の釣友を誘い、茨城鹿島新港の桜井丸からヤリイカ狙いで釣行。3本ヅノで目立たせず、素早く底のヤリイカの群れへ仕掛けを落とし込んでサバを攻略、パラソル級の良型を連発させた当日の釣りの模様をリポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・大村隆)
桜井丸でイカ釣り
この日はヤリイカ人気を物語るように2隻出しとなり、私たちは大川真一船長が舵を取る23号船へ。私は左舷ミヨシ寄り、釣友たちは右舷トモ寄りに座る。
5時に出船。南の釣り場を目指す。天候は晴れでウネリはなく穏やか。約1時間で釣り場に到着。すぐに船長は群れを捉え「はい、いいですよ。水深140m。すこし根がキツイので根掛かりに注意して」と合図があり投入開始。
1投目から本命登場
1投目からサバの洗礼を受け、オモリが底まで届かない。しかし、釣友の信太さんはサバの下にパラソル級本命。
右舷ミヨシの鈴木さんも良型を取り込み好ダッシュ。
3本ツノでサバ攻略
船長は反応を見ながら群れを追う。イカの群れは濃いが、サバも同様。上手にサバの層を突破できれば本命が乗るという状況だ。
私の左隣の加藤さん(さいたま市)は本命を連発。仕掛けを見ると3本ヅノのブランコ仕掛け。「ツノを多くするとサバに見つかりやすいから」と技ありの釣果。
さっそく、私も3本ヅノ仕掛けを作成し投入。ミチイトとガイドの摩擦抵抗をできるだけ減らそうと竿先を下げてサバにつかまらないように仕掛けを下ろすとすんなり着底。
竿をシャクッて誘うと穂先が押さえ込まれ乗りを確認。追い乗りを期待して5、6m巻き上げるとさらに重みが加わり中速よりやや遅い速さで電動巻き上げ開始。船の上下動に合わせて仕掛けがたるまないように竿先を動かし慎重に巻き上げるとダブル。
ブランコで7尾釣ったところで直結仕掛けに交換し5尾を追加したがバラシも多く、再び3本ツノのブランコに戻して釣果を伸ばした。