沖縄遠征3日目の1月10日は、与那国島の短い朝マヅメを狙った。エギングはアオリイカを確認できたものの乗せることはできなかったが、ミノーの速巻きで美しいガーラをキャッチすることができたので、その模様をお届けしたい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・丸山敬太)
朝マヅメに回遊魚を狙う
前日に与那国島に入って陸っぱりの釣りを楽しんだが、この日は帰りのフェリーの時間があるので、釣りができるのは午前8時半まで。与那国島は日本の最西端なので、本州より30分くらい日の出の時間が遅い。
短い朝マヅメになってしまうが、薄暗いうちはエギングでスタートすることにした。キャストしてシャクっていると、エギと同じサイズのアオリイカが数匹チェイスしてきたが、これは乗せきれず。
日が昇って明るくなってからは、ルアーで回遊魚を狙ってみることにした。最初はメタルジグで狙っていたが、水深が思っていたより浅かったので、ルアーをヘ
カスミアジ疾走
左右に走り回って楽しませてくれる。この感じは回遊魚っぽい引きだ。上がってきたのは、息をのむほど美しいカスミアジ。沖縄では、カスミアジやロウニンアジなどを総称してガーラと呼ばれており、ルアーフィッシングの人気ターゲットとなっている。オフショアで狙うことが多いガーラだが、陸っぱりでも10kgを超える大型も狙えるそうだ。
その後は数回のチェイスのみで食いきらず、追加なしで終了の時間となってしまった。ただ、本命のガーラの顔が見られたので良しとしよう。さらなる大型は次回の楽しみにとっておきたい。
海中には鮮やかな魚の姿が
今回水中カメラを持参して、美しい沖縄の海の中の写真を撮ってみた。予想通りというか、どこまでも青い海にはカラフルな彩りをまとった南国の魚たちが泳ぎ回り、この海の豊かさを垣間見ることができた。
釣りも楽しいが、こういった写真を撮ることができるのも、沖縄の魅力の1つといえるだろう。
与那国島・祖納港