全6回のバスフィッシング用語講座も今回で3回目。徐々にカタカナ用語にも慣れてきたのではないだろうか。引き続き、今回もイラスト付きで初心者でも分かりやすいよう用語を解説していく。
ストラクチャー
橋脚や水門、沈んだ建造物、立木など障害物一般のこと。バスが身を隠す場所だったり、エサとなる小魚や甲殻類が多くひそむため絶好のポイントとなる。一方で目につきやすいポイントでもあるため、スレているバスも多い。
スピナーベイト
バスフィッシング特有のルアーの一種。ブレードが回転することで光の反射とルアーの揺れを生み、スカート部分が波打ちながらバスを誘う。一般的に小魚の群れを模しているとされ、根掛かり率が低く、表層から底まで自由に引けるルアー。
スプリットショットリグ
小さな球状のカミツブシオモリを使ったワームのリグの一種。軽量のオモリを使うためゆっくりと自然にワームを沈ませることができ、底の状態を把握しながら引きずってワームをアクションさせることができる。
スポーニング
産卵のこと。(場所によるが)春の終わりから初夏にかけて産卵が行われる。産卵前の時期をプリスポーン、産卵後の時期をアフタースポーンと呼ぶ。なお、産卵期は食性というよりも外敵を追い払う攻撃性によるルアーへのアタックも多い。
スローリトリーブ
ゆっくりリールのハンドルを巻いてラインを巻き取り、ルアーをアクションさせること。動きが鈍い時期にルアーをじっくりと見させる利点がある。反対に早巻きはファストリトリーブと呼ばれ、反射食いを誘う利点がある。
<週刊つりニュース西部版 編集部/TSURINEWS編>