今年も気温が下がりマス釣りのハイシーズンを迎えている。地図を眺めていると、自宅から1時間弱で行ける千早川マス釣り場が目に入り、久しぶりに行ってみたくなり釣行してきた。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター福岡崇史)
千早川マス釣り場でマス釣り
2022年1月16日(日)も朝の気温は関西でもマイナスとなっていた。
実は高校時代から原付で、大学になって車で何度も訪れている千早川マス釣り場だが、ここ2~3年はアジングに夢中になっていたこともあり、約3年半ぶりの訪問である。
午後からということもあり水温も上がりやすいと考えて、数を釣れたらいいなと思い自宅を出発した。
ルアーエリアの特徴
ルアー・フライエリアは最上流のエサ釣りエリアから500m程下った場所にあるポンド型の管理釣り場で、上の池、下の池の2つで構成されている。水深は1m~最も深い場所でも1.3m程度の比較的浅い。しかし、障害物や流水装置などのストラクチャーも多数あり、関西でも老舗の人気エリアの一つである。
水温の上昇が一つのキーになると考えて、日が当たり続ける下の池のフライ・ルアーの共有エリアにエントリーすることにした。
当日の状況とタックル
日曜日の晴れた午後ということもあり入場者は比較的多く、筆者が入った場所でも2m間隔程度で並んでいた。少し間隔が広い部分に入れさせてもらい、セッティングを始める。
今回もチタンティプロッドのアジングロッド(キャビン410)に0.3号のエステルラインを巻いた14プレッソ1025番のセッティングをメインにして、プラグ用には少し硬めのエリアロッドに0.4号のエステルラインを巻いた12ルビアス1003番を持ち込んだ。
スプーンで底付近を狙う
放流が終わってしばらくした落ち着いた状態だったので、オレンジ系の0.8gのスプーンをキャストし底付近をリトリーブするといきなりヒット!幸先の良さにホッとする。
パターンを探りつつ0.6~0.8gのスプーンをローテーションしてみるが、時折ヒットするものの今一つパターンが見えない。よくよく観察してみると追って来て食う時は太陽が出ている時で、一瞬でも曇ると途中で諦めているようにプイとそっぽを向かれてしまう。
縦釣りで連続ヒット
ちょっと違うパターンをと思い、縦釣りにシフトしてみる。縦釣りに使うスプーンは巻きの釣りに使うものに比べて小さく、菱形や台形のものが多いことが特徴である。
なお、千早川マス釣り場ではボディーが1cm未満のルアーは使用できないので、レギュレーションを満たすものを用いた。
やはり縦釣りにシフトすると普段エサとして食べているペレットのようにヒラヒラと落ちてくる動きに弱いようで連続ヒット。してやったりと嬉しくなるが、そこは何度もルアーを見ている賢いマスたち。数匹釣ると飽きられてしまったようだ。