磯釣りに南房方面へ。夕方から南西風が強く吹く予報、坂田の通称・墓場下がよさそうなので釣り場に決めた。当日は予想外の津波警報に驚きながらも、短時間で良型口太メジナとブダイをキープできた釣行をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・澤田朝寛)
40cm超えブダイが登場
やがて、タカノハダイやアイゴは釣れるが本命が現れない。このころから、南西風がそよそよと吹き始める。大風になる前になんとか本命をキープしたい。
粘っていると、ウキが水中に消えていく。竿を立てると、魚は一気に沈み根に向かって走りだし、大きく絞り込まれる。疾走を強引に止めて、ゆっくり浅瀬に誘導すると40cm超のブダイ。滑る足場に注意しながら無事タモ入れ。この時期は煮付けが美味しいのでキープする。
42cm良型メジナキャッチ
コマセをまくペースを速めて狙っていくと、再びウキがゆらゆらと沈んでいった。ひと呼吸おいてから強めにアワセを入れる。一気に竿が根元まで引き込まれ、重量感ある竿絞りに良型を確信。掛かった魚は、スピードはないが、重量感ある突進をみせてグイグイと強引。
ハリスが細いので慎重に突進を止めて、距離を詰めていく。しばらくすると海面に大きな波紋を上げながら、良型メジナが姿を現した。足元のハエ根を慎重にかわして取り込み成功。検量すると42cmの良型。
このあと、次第に南西風が強く吹いてきて、海上に白波が立ち悪天候になってきたので、安全第一に16時半に納竿。
予想外の津波警報に驚きながら、短時間で良型口太メジナとブダイをキープすることができた。
<週刊つりニュース関東版APC・澤田朝寛/TSURINEWS編>
坂田の地磯