体感温度−18度の知床サクラマスジギング 60cm級頭に船中快釣

体感温度−18度の知床サクラマスジギング 60cm級頭に船中快釣

極寒の北海道知床、オホーツク海側は流氷に覆われるので12月には船を懸架するが、太平洋側羅臼にはまだまだ熱い釣りがある。今回は極寒の最北東端地で繰り広げられている熱い釣りをご紹介しよう。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター前島宣秀)

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前島宣秀

年間釣行80日、北海道から沖縄まで食べたい魚は自分で釣り歩く、ダイワ大好き釣りバカオヤジです。

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サオのセレクト

そんな中で軟らかい1番のサオを使用している筆者にはホッケばかり。一息つきながら周りを見たり聞いたりすると釣れている人は2番の方達ばかり。どうやら1番では軟らかすぎてジグが仕事をしていない模様であるが、持参していないので引き出しを開くしかない。釣れない時は、冷静に分析したり、聞いたりすることは経験にかかわらず必要なこと。

2番を持っていない筆者は、強めにシャクったり、150gに落としたりとジグの跳ね上げを意識した釣りに変えた。その途端待望の1匹目をゲットできたが、小さめのレギュラーサイズ。

道具の凍結対策

陽が登りしばらくの間はガイドもレベルワインダーも凍り付く。北海道では凍り付かない為の不凍液も販売されているが、1番手っ取り早いのは海水に浸して溶かすこと。

また、吸水性の高いPEラインも凍る。こちらの対策はコーティング剤を多めに吹き付けておくことくらいだろう。

良型サクラマス登場

多少暖かくなってきたころ、左舷で歓声が聞こえた。美幌の原田さんが当日最大58.5cm 、2.65kgのピカピカ銀毛を釣り上げた。魚も凄いがもっと驚いたのは素手で釣りをやっている。若いとはいえさすがである。

体感温度−18度の知床サクラマスジギング 60cm級頭に船中快釣当日最大58.5cm 、2.65kg(提供:TSURINEWSライター前島宣秀)

最終釣果

その後、「ここは年末にキングサーモンが出たところだよ」の掛け声で一同目の色がかわる。裏本命でもあるが、宝くじが当たるようなもので、滅多に釣れることはない。しかし、年末には10Kg超えも釣れている。また、定置網には毎日のように数本はかかっている模様。

当然そんな強運を持っているわけでもなく、誰も釣れなく初日午前中は納竿となった。午後からは船長のご好意で、ダイワの佐藤フィールドテスター、ダイワフィッシュジャンクの伊藤麻衣さんと共に乗船させて頂いた。

2日間トータルで筆者の釣果としてはサクラマス7本、スケソウダラやホッケはメガならぬギガホッケ56cmも登場の大漁で賑やかな釣りになった。

体感温度−18度の知床サクラマスジギング 60cm級頭に船中快釣記念撮影(提供:TSURINEWSライター前島宣秀)

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