2021年大晦日、肉厚が魅力の寒ビラメを狙って鹿島に行ってきました。当日はシケ模様で8時早上がりという過酷な釣行でしたが、短時間で何とか4匹を手中に納めることに成功した釣行をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)
鹿島沖のヒラメ釣り
6月に解禁するおとなりの千葉・飯岡~銚子沖に対して、茨城・鹿島沖は11月に部分解禁し、12月に全面解禁となります。全面解禁直後はスレていない肉厚の寒ビラメが狙えるとあって、毎年この時期の鹿島旧港はヒラメファンで大盛況。
今季も解禁以降好調をキープしている様子で、大晦日にもかかわらず15人の釣り客を乗せての出船となりました。
タックル&仕掛け等
サオはオモリ80号前後を背負える、2.4~3mの胴調子のサオが一般的ですが、最近は2m前後のライト仕様もちらほら見かけるようになってきました。リールは小型電動、両軸の手巻きにPEライン2~3号を100m以上巻いたもの。
過去には10kgオーバーも出たとのこと(幸栄丸に魚拓が飾ってある!)ですが、基本最大で3kgクラスがターゲットになるので、仕掛けはハリス6号のものが一般的。ただし、根掛かりする漁礁の上を攻めるので、ハリスは20cmと短めにすることがキモ。
また、暗い朝方は水中ライトやケミホタルを付けると有効になることが多いそうです。オモリや仕掛けは船でも売っているので、ここは「攻めの釣り」で釣果アップをめざしましょう。
エサとクーラー
エサはイワシのライブベイトを使用するのですが、今期はこのイワシが不足し、一時期デッドベイト(冷凍イワシ)が使われていたそうです。大事に扱いましょう。
クーラーボックスには、皆さん30~40Lを持ち込んでいるようでした。1.5kgで約50cm、3kgなら約60cmということで、可能であれば35L以上持ち込むと安心だと思います。