2021年の竿納めに沼津の我入道へ釣行。釣行リポートとともに釣ったフグを調理してくれるお店も紹介しよう。意外や意外、サバフグは想像以上の美味さに大満足だった。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター藤倉聡)
フグ持ち込みで忘年会
急遽、予定外の忘年会を計画することとなり帰宅後すぐに度々利用させていただいている海鮮料理のお店「吟水」に電話で持ち込みの可否を確認すると、快く承諾してくれた。
お店に魚を運ぶと「筋肉にも毒があるドクサバフグの可能性もあるので数人で確認します。もしかしたら提供できないかもしれません」とのことだった。フグ調理師免許を持つプロの方でも見分けが難しく細心の注意を払うこのサバフグ。素人が持ち帰り調理するのは無謀としか言えないので、絶対に素人判断で調理しないようにお願いしたい。
予約していた17時にお店に着くと、フグは無毒だったので料理を提供してくれるとのことだった。筆者も妻もほぼ諦めていたので一気にテンションはMAX。当日の反省会と来年の釣行計画などを話し合いながら舌つづみを打った。
「吟水」の概要
吟水は、季節の料理に加えてフグやクジラを目玉メニューとしている沼津市下香貫にある雰囲気の良い海鮮料理のお店だ。
フグも含めて釣り魚持ち込みOKなので、沼津界隈での釣行後の宴会などにもお勧めだ。サバフグと一緒に持ち込んだアラとイトヨリも刺し身にして貰えた。
アラは小型とはいうものの甘みがあり大変おいしく、イトヨリも厚めの切身で食べ応えバッチリで最高だった。
そしてふぐのから揚げ。サバフグは水っぽいと言われたが、それが逆にジューシーに感じて筆者も妻も凄く気にいった。
こちらも絶品の一言だったフグちり。
最後は雑炊にしてくれた。
今までテレビの釣り番組などを通して釣った魚をレストランなどで調理してもらっているのを見ると正直贅沢に感じて筆者は敬遠していた。しかし今回自分も試してみたところ流石プロの料理だとつくづく感じたし、釣行後の疲れた体にもうってつけだと思った。これからもたまにはお店で料理して貰ってゆっくりと釣りの余韻に浸りながら思う存分酒を飲みたい。
さらに今回特に自分では調理できないサバフグまでおいしく料理してくれたことには感謝。2021年の竿納めの釣果は今一つだったけれど、おいしい料理を食べることもできて筆者、妻ともども大満足の釣行となった。
注意事項
改めて書かせていただくが、フグの素人判断での持ち帰っての調理は厳禁。きちんとフグの調理師免許を持った方にお願いすること。
<藤倉聡/TSURINEWSライター>
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