前回のバスフィッシング用語講座vol.1に引き続き、今回もイラスト付きでバスフィッシングの用語を解説していく。
クランクベイト
バス釣りで使用頻度の高いルアーのひとつ。卵状の丸み帯びた形状をしている。リップと呼ばれるパーツの長さや角度で潜る深さやアクションが変わってくる。また、ラトルが内蔵されたものは、音でバスの興味を引くこともできる。
クリアウォーター
澄んだ水のこと。濁った水はマッディーウォーターと呼ぶ。ルアーの色は、澄んだ水の時は生き物本来の色に近いナチュラルカラー、濁った水のときはアピールカラーと呼ばれる蛍光色やシルエットがはっきりと出るカラーのものを選ぶ。
サイトフィッシング
見えるバスを狙って釣ること。産卵期に浅場にいるものや、同じような浅場でエサ探しているバスを狙うため、不用意なアプローチは避け、ある程度距離を保ちながら、静かに釣ることが条件となる。
サスペンド
宙層にあるルアーや魚を指す。サスペンドルアーは、浮かず沈まずの浮力を持ったタイプのもので、潜った層で止めることができるため、冬眠明けの動きが鈍い春先などでよく使われる。
サミング
ラインの出方を調整する際に使われるテクニック。キャスティングの時に行えば飛距離を調整でき、ルアーが沈んでいく時に行えば沈降スピードを調整できる。ベイトキャスティングリールでは親指で、スピニングリールでは人差し指で行う。
シェイキング
主にワームやラバージグを使うときに使われるテクニック。サオ先を小刻みに上下させてルアーを一か所でアクションさせる。ここぞというポイントで、じっくりとルアーをバスに見せてアピールしたいときに有効。
<週刊つりニュース西部版 編集部/TSURINEWS編>