猪名川漁協が管理する渓流釣り場で、12~5月まで自然渓流を生かしたネイティブフィールドでアマゴ、ニジマス釣りが楽しめる、兵庫県の猪名川水系・一庫大路次川の渓流解禁に釣行したのでリポートする。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター森雨魚)
解禁前に供養祭と安全祈願
12月4日(土)、解禁当日は猪名川漁協・鈴木組合長をはじめ一庫大路次川スタッフによる「川と共に共存共栄」の強い信念のもと、魚に対する感謝・釣り人の安全祈願を願って、午前8時から供養祭・安全祈願が行われ、釣り人によるアマゴの放流も行われた。
午前9時に釣り開始
午前9時の釣りスタートを合図に釣り人は、マナーとルールを厳守して釣りをスタートした。釣りポイントを譲りあったり、釣り指南をしたりとアットホームなフィールドで、ゆったりとした気分で釣りが展開されて行く。パパさんの釣りを見守るファミリーもゆとりを持って釣りを楽しむことができる。
下流部のポイントに入川した私は、空きポイントで早速仕掛けを準備。セットしていると、後から来た釣り人から声がかかる。「下流で釣らせてもらってもい良いですか?」気持ちよく「どうぞ!」と答えて、仲よく釣りをスタートした。
ニジマスがチェイス!
まずは瀬になった手前筋のポイントから。スレバリ5号に生イクラを2粒刺しして瀬肩から仕掛けを投入、ややドラグを掛けて上層を流すと、エサを追う魚影が確認できる。どうやら、やる気フィッシュは居るようだ!
オモリウエイトを少しアップして、今度はゆっくりとエサを視認させて中層を流してみると、目印が水中に「スパッ!」と入り、ヒット!一気に走る魚体、ゆっくりとイナしてタモに飛び込んできたのは、20cmサイズのニジマス。
水温上がり活性アップ
早速、生かしビクにキープしてさらに、対岸のヨレ筋にサイドキャストすると、着水とほぼ同時にまたもニジマスがヒットする。水温も早朝の6℃から8℃に上昇し、かなり活性も上がってきたようだ。
また、魚が定位するいいポイントに当たったようだ。
5匹釣り上げて、下流の釣り人に釣りポイントを譲り、今度は上流でアマゴを狙ってみることに。