ほどけてしまったヘラ竿の「握り糸」を修繕したので、今回はその模様をお届けします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター青沼伸晃)
手順1:洗う
竿尻の栓を外し、持ち手の汚れを落とします。今回はグラスロッドなので気を使わないで、お湯でじゃぶじゃぶ洗らいます。
手順2:下地作り
台形に切った紙を、巻いて木工ボンド等で貼り付けます。
隙間が出来ないようにしっかりと密着させます。下地が歪んでいると仕上がりも歪むので丁寧に巻きます。
乾燥後、ナイフや紙やすりで好みの形に整えたら(手抜きをして省いたら仕上がりが歪みました)下地は完成です。
手順3:糸巻き
持ち手の半分くらいの所から巻き始めまで糸を竿に添わせて置き、その上から隙間が出来ないようにしっかりと巻いていきます。
半分位巻き終わったら針金をUの字に折ったものを添わせ、その上に糸を巻いていきます。
竿尻迄来たら釣り糸のUの字の所へ握り糸を通し、巻いた糸の下をくぐらせ、強く引き締めてから余った糸を切ります。