ヘラブナ竿のメンテナンス 「握り糸」を巻き直して大型魚に備えよう

ヘラブナ竿のメンテナンス 「握り糸」を巻き直して大型魚に備えよう

ほどけてしまったヘラ竿の「握り糸」を修繕したので、今回はその模様をお届けします。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター青沼伸晃)

アバター画像
青沼伸晃

ほとんど鮒しか釣りません。釣行用のスクーターが壊れ、大きなバイクに乗り換えたら、砂利道が怖いです。

×閉じる

ヘラブナ釣り 淡水の釣り

手順1:洗う

竿尻の栓を外し、持ち手の汚れを落とします。今回はグラスロッドなので気を使わないで、お湯でじゃぶじゃぶ洗らいます。

手順2:下地作り

ヘラブナ竿のメンテナンス 「握り糸」を巻き直して大型魚に備えよう(提供:TSURINEWSライター青沼伸晃)

台形に切った紙を、巻いて木工ボンド等で貼り付けます。

ヘラブナ竿のメンテナンス 「握り糸」を巻き直して大型魚に備えよう貼り付け(提供:TSURINEWSライター青沼伸晃)

隙間が出来ないようにしっかりと密着させます。下地が歪んでいると仕上がりも歪むので丁寧に巻きます。

ヘラブナ竿のメンテナンス 「握り糸」を巻き直して大型魚に備えよう下地(提供:TSURINEWSライター青沼伸晃)

乾燥後、ナイフや紙やすりで好みの形に整えたら(手抜きをして省いたら仕上がりが歪みました)下地は完成です。

手順3:糸巻き

ヘラブナ竿のメンテナンス 「握り糸」を巻き直して大型魚に備えよう巻き始め(提供:TSURINEWSライター青沼伸晃)

持ち手の半分くらいの所から巻き始めまで糸を竿に添わせて置き、その上から隙間が出来ないようにしっかりと巻いていきます。

ヘラブナ竿のメンテナンス 「握り糸」を巻き直して大型魚に備えよう末端処理(提供:TSURINEWSライター青沼伸晃)

半分位巻き終わったら針金をUの字に折ったものを添わせ、その上に糸を巻いていきます。

ヘラブナ竿のメンテナンス 「握り糸」を巻き直して大型魚に備えよう巻き終わり(提供:TSURINEWSライター青沼伸晃)

竿尻迄来たら釣り糸のUの字の所へ握り糸を通し、巻いた糸の下をくぐらせ、強く引き締めてから余った糸を切ります。

次のページで防水加工&完成!