サケ有効利用調査で75cm級の良型メス2匹手中 のべ竿で強烈な引き満喫

サケ有効利用調査で75cm級の良型メス2匹手中 のべ竿で強烈な引き満喫

11月15日、今年も石川県白山市で行われた手取川のサケ有効利用調査に参加したのでレポートしたい。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)

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強烈な引きから75cm登場

気を取り直して全集中。そしてわずかに目印が横へズレた。きた!ここでアワせるとドンピシャでハリに乗った。掛かったサケは強烈な引きだ。キュイーンとイト鳴りが止まらない。下流へは下れないのでサオを曲げて引きに耐える。そして徐々に主導権を握って手前に寄せる。

サケ有効利用調査で75cm級の良型メス2匹手中 のべ竿で強烈な引き満喫よく引いた75cm(提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)

口を開けて寄ってきたところで取り込みに成功。メスのサケでサイズは75cm、シーライス付きのサケだった。どうりで引くはずだ。シーライスとはサケ科の魚に寄生する寄生虫で、海から川へ遡上したサケに寄生する。川に入ると1~2日でサケから離れる。メスなのでイケスに入れる。

78cm追釣で納竿

気を取り直して同じ筋を探っていくと再びヒット。今度は先ほどより引きは強くなく、すぐに寄ってきた。しかし長さは78cmあり、またメスだ。

この後は雨風が強くなったので早めの昼休憩とした。昼からはアタリが遠のき、瀬木さんは苦戦気味。午後2時に早上がりした。結果を管理棟に報告して帰路についた。

サオがきしみ、イト鳴りが止まらない。サオごと持っていかれそうになる体力勝負。一度サケの引きを味わったら病みつきになる。来年もまた調査に参加したいと思う。

<週刊つりニュース中部版APC・松森渉/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
手取川
問い合わせ:手取川サケ有効利用調査実行委員会事務局 TEL=076(278)6170
この記事は『週刊つりニュース中部版』2021年12月3日号に掲載された記事を再編集したものになります。