バスフィッシングはカタカナ用語が多すぎてよく分からない…元をたどれば海外から入ってきた釣りなので、カタカナ表記が多いのは仕方がないこと。文字だけ覚えようとするとむずかしいが、ゆっくりとイメージをつくりながら理解していけば、自然と頭に入ってくるもの。バスフィッシングを始めようという人のために、全6回にわたってイラストを交えた「バス釣り用語講座」をお届けする。
ウィード
水中に生えている水草。一帯は溶存酸素が豊富で、またエサとなる小魚や甲殻類が多いため、住みかとしてだけでなく、エサ場としてもバスが多い。ただし、使うルアーの選択を間違うと水草がルアーに絡まって釣りにならなくなる。
エッジ
岩や水草の端(はし)。日差しによって影の境界を作ったり、エサを見つけやすいため回遊ポイントとなる。また、ルアーがエッジに触れた瞬間、バランスを崩してイレギュラーな動きをするため反射的にバスがヒットすることもある。
オフセットフック
ワーム用フックの中で、アイの位置近くが曲げられているタイプ。キャスト時や底との接触時などワームに抵抗がかかっても装着したワームがズレにくい特性がある。なお、アイから直線的に伸びるフックはストレートフックと呼ばれる。
シェード
水辺に覆いかぶさる草木や障害物、人造物によってできた日陰部分。日差しの強い日中にバスが潜む。また、草木の下は昆虫類などが頭上から落ちてくるため、エサ場ともなっている。攻めるには高度なキャスティング技術が必要とされる。
<週刊つりニュース西部版 編集部/TSURINEWS編>