冬になり、ナイト釣行が基本となる冬エギング、ハイプレッシャーの伊豆でキャストからアワセまでに着目し1杯を2杯にするためのワンポイント。釣果アップのコツを解説してみましょう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター野中功二)
冬エギングのアタリ
強風時でも確実にアタリを取るためにフォールについては、アタリを取りやすいテンションフォールが有利です。この時期は小さいアタリも多く、ラインがほんの少しふけるくらいのアタリ、「あれボトムについた?」などというような微細なアタリも少なくありません。
あとはこの時期にありがちな強い北東風対策についても少しお話しておきます。風が強いとアタリが取りづらくなりますよね。そんなときにおすすめなのが「アーマードF+プロ」。比重が従来のPEラインよりも高く(シンキングタイプ)風に強くイトふけが出づらいのが特徴です。水面下に素早く落ちてくれるので、ずいぶんアタリの出方がよくなります。
あとは、よっぽどの強風のときはティップを水中に突っ込んでしまうのも一手ですね。ラインでアタリを取るのではなく、手元でアタリを取っていきます。これは夜間でも言えることです。日中はラインが見えてるのですが夜間では見えませんから。
冬エギングのアワセ
最後にアワセについてですが、この時期は0コンマ何秒くらい待ってアワセを入れるのがいいと思います。ひと呼吸置くことで少ないバイトを確実にものにしたいですね。数少ないイカのバイトがあったのにゲソカットなんてなるとテンション下がりますからね。バレづらい場所にフッキングするように、ひと呼吸待ってからアワせてください。
それでも上手く合わせれない場合、サオに重さを乗せスイープに横にグイ~ンとアワせる方法も試してください。
これからますます寒くなるシーズンですが、ぜひ皆さんコロナに気をつけて楽しいエギングを満喫してください。
ライジャケの着用、防寒対策も忘れないように。釣り場のマナー、駐車には十分注意してください。
<野中功二/TSURINEWSライター>