ちょっと渋め気配の2021年カジカ釣り。しかし、巣穴を1つ1つ丁寧に探り、2時間半で15匹を手中に納めることに成功しました。短時間でしたが大満足の釣行をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)
コンスタントにカジカヒット
日の出直後の6時過ぎに今回のポイントである大谷川と鬼怒川の合流地点に到着。川を確認すると、鬼怒川を挟んだ対岸には明らかにカジカ狙いの釣り人2人が確認できたものの、大谷川には釣り人の姿はなく、また朝イチ到着ということから、先に誰かに入られた心配もありません。水量もしっかりあって落ち着いて釣りができそう。早速ウェーダーを着用し川に入ります。
穴を見つけてはじっくり丁寧に探っていくと、百発百中、ではありませんが、高確率でカジカがヒット!一つの穴に対してちょっと時間がかかりすぎてしまいましたが、朝イチから順調に数を重ねていきます。
この日は朝から食いがよく、袖3号バリを飲み込まれることも多々あったことから、途中ハリのサイズをハゼ5号にサイズアップ。思惑通り効率の悪さが改善しました。
箱メガネが重宝
この日の天気は晴れ予報のため、時間を気にしつつ、少しずつ上流に移動しながら探っていきます。サッカーボールクラスの石の隙間は当然のこと、ハンドボールクラス、そしてソフトボールクラス(直径約10cm)の石の隙間にも意外とカジカはいたりするので、水深がそれなりにある所では箱メガネも重宝。太陽の光が水面で乱反射していたので、偏光サングラスも役に立ちました。
夢中になって穴を探っていると、あっという間に時間は9時過ぎ。前方にヤマメ狙い?の釣り師の姿が見えたことから、これより先の移動は控えることに。また、ここまでかなり丁寧に探ってきたので、復路も同じように探るのはどうかと思い、ここで納竿としました。
最終結果
小型も目立ちましたが、半分以上は10cmオーバーの合計15匹。2時間半、特に出だしの1時間では11匹確保したことを考えると、効率いい釣りだったと思います。
日によってはピーカンでも終日食いはかわらない日もあるのですが、この日は朝イチに集中して食いが立っていた様子。短時間でしたがとても楽しい釣行でした。帰ってからの料理も実に楽しみです。
大谷川、鬼怒川の渓流釣りシーズンは6月から11月末まで。渓流日釣り券はコンビニで購入が可能。詳しくは栃木県鬼怒川漁業協同組合HPでご確認ください。
<尾崎大祐/TSURINEWSライター>