タングステンは比重が大きい特徴を持つ、ここ数年注目を浴びている素材です。これをスーパーライトショアジギングに用いることに、どのようなメリットがあるのでしょうか？弱点も理解した上で、上手に使って魚を釣りましょう。
（アイキャッチ画像提供：TSURINEWSライター井上海生）
1つの弱点
釣り場の条件によっては上記の裏を返したところが弱点、ともいえるのですが、しかし決定的なのはこの1つです。「フォールスピードが速すぎる」。
フォールスピードが速すぎる
フォールスピードが速すぎて思わぬところで根にいく、これが怖いところです。水深のあるなしに関係なく、着底までが早くなるので、底が粗いポイントや、カケアガリのフォールでうっかりしていると根に捕まる可能性があります。
シルエットが小さくて小さい魚しか口を使わない、というか、いろんな魚が食ってしまうという話もありますが、これは逆手にとることもできます。マイクロベイトパターンの魚には、まさしくマッチ・ザ・ベイトといえるでしょう。
長所・短所を理解して使おう
タングステン製のジグ、たいへん魅力的です。ただ長所をこうしてたらたら語るよりも、とにかく使ってみないとわからない部分があるので、ぜひどうぞ。筆者は気に入って使っていますし、パターンに応じた使い分けで魚を釣れています。
ただ、比重と同様に、価格も従来品と比べて1.7倍なのは、微妙なところですが。
価格も1.7倍？（提供：TSURINEWSライター井上海生）＜井上海生／TSURINEWSライター＞
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