東京都心部・湾奥エリアのサビキ釣りで、サバが好調に釣れています。中でも江東区の豊洲ぐるり公園は釣り場も広くてアクセス良好。実際に釣れた様子をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター菊池英則)
豊洲ぐるり公園でサビキ釣り
秋空の下、釣り初心者の妻といっしょに豊洲ぐるり公園に向かいました。この日は東京駅丸の内南口から「東京ビッグサイト」行きの都営バスを利用。「新豊洲」駅前で下車して南方面に歩きます。途中にゆりかもめの「市場前」駅があるので、豊洲駅からゆりかもめを利用するのもいいでしょう。
歩くこと20分、豊洲ぐるり公園内のベストポイント、晴海運河の角に到着しました。平日の昼間とあって釣り人は数人。混むことなくすんなり釣り座に入れました。
この日は釣り人は少ないものの、隣のお兄さんに見せてもらうとクーラーボックスはサバなどで満タン。期待が高まります。
マヅメ時は混雑も
このお兄さんは早朝からきたそうで、朝夕のマヅメ時はかなり釣り人で混雑するとのこと。この日は11時過ぎの到着で、ちょうど干潮だったので、よく考えるとコンディションは最悪。それでもポツポツ、サバか釣れている様子なので、サオを2本出すことにします。いずれも2m前後のパックロッドです。
まきエなしのサビキ釣り
釣り場の海を見ると、かなり濁っています。東京都内はコマセの使用は禁止なので、リアルアミエビ仕掛けを使ったまきエなしのサビキ釣りに挑戦です。
しばらくすると、妻が「ブルブル来たよー」とのことで、15cmクラスのサッパをキャッチ。コマセなしでも釣れる様子です。
筆者にサバがヒット
筆者もリアルアミエビ仕掛けを沈めます。しばらくするといきなり、引ったくるようにアタリ!サバだ!と確信したので、5回ほど走らせて弱らせてから、水面バラシしないように一気に引き上げてキャッチ。今シーズンの初物に笑顔がこぼれます。
サバがアタったのは、仕掛けが見えないくらいの中層。「ギラッと」した魚影とともに回遊してきたサバが、ハリに突入してくるイメージでした。とりあえず、妻にサバ釣りを体験してもらうことがメインだったので、筆者はすぐに納竿して、サバの血抜きと解体作業に取りかかります。
妻もサバの引きを堪能
妻は水面表層のサッパ釣りが楽しいらしく、数尾追加した様子。するとクーラー満タンのお兄さんが、「もう引き上げますので、このポイントどうぞ。まだサバきますよ」とのアドバイス。
そこで、アドバイス通り、妻はポイントを少し移動。しばらく1人で探っていましたが、突然、「大きいの来たよー!」とのことで、見ると竿先がグイグイ引き込まれている様子。「ゆっくり弱らせてから引き上げて」とアドバイス。何回か走られた末、ようやく妻も人生初のサバをキャッチ。「やったー!」とこれには大喜び。
時計を見ると正午で、少し暑くなってきたので納竿することに。この日は1時間弱でサバ2尾、サッパ5尾のまずまずの釣果でした。