陸っぱりルアーフィッシング超入門 魚種毎の狙うべきレンジ(水深)は?

陸っぱりルアーフィッシング超入門 魚種毎の狙うべきレンジ(水深)は?

ルアーフィッシングで大事なのが、「レンジ」です。漠然と釣っていくだけでは、再現性がなく釣果も乏しいものに終わってしまいます。ここでは「レンジ」について解説します。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)

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井上海生

フィールドは大阪近郊。ライトゲームメイン。華奢なアジングロッドで大物を獲ることにロマンを感じます。

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ショア ソルトルアー

釣り物別レンジ

魚はある特定の習性を持つものを除いて、その日によって着くレンジが異なります。

ここでは、おおよそ絞りきれるものについて、いくつかの魚種の釣りのアドバイスとしてレンジを紹介しましょう。

・メバル→表層
・アジ→5カウント~15カウント内
・カサゴ→ボトム
・青物(早朝)→0カウント~3カウント前後 歯のある魚(サワラなど)はボトムの場合も
・タチウオ→5カウント~15カウント
・イカ→基本はボトムから(といわれますが、筆者としてはロストを避けるために表層からサーチすることを推奨します)

レンジキープする意識を

ルアーフィッシングにおけるレンジについて、大体の感じがつかめたでしょうか?

レンジの重要性というか、レンジに絡む再現性を見るために好適なのが、メバルです。初冬の護岸のキワ部分で、夜、表層を0.8gくらいのヘッドで引いてみてください。簡単に釣れます。そして連発します。中層以下に入れると、反応がほとんどなくなります。

陸っぱりルアーフィッシング超入門 魚種毎の狙うべきレンジ(水深)は?メバルは冬の夜の表層に着く魚(提供:TSURINEWSライター井上海生)

レンジは「キープする意識」も大事です。いわゆる「レンジキープ」ですが、たとえば一投内でまず5のレンジを釣り、途中からなんとなく15のレンジに落として、巻き上げのところでは適当、みたいになっていると、もうレンジを釣っていることにはなりません。

決まったレンジをトレースする。これがルアーフィッシングの基本です。魚の反応があればその中でアクションや変化を加えますが、まずは、「レンジキープ」でいきましょう。

<井上海生/TSURINEWSライター>