秋に盛期を迎える陸っぱりルアー釣りのマイクロショアジギングとアジング。サーフと漁港を舞台に専用ロッドで五目釣りを達成した模様をお届け。
(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS編集部・五井貴矢)
波止でのマイクロショアジギング
防波堤や護岸などもマイクロショアジギングの好フィールド。対象魚種も多く五目が楽しめる。
実釣を行ったのは、三重県の尾鷲湾内にある天満浦の港。足場の低い小突堤でゲームを開始する。
ここで狙ったのは、小サバやメッキ(ヒラアジ類の若魚)などの回遊魚とロックフィッシュ。ロッドはテイルウォークのマイクロショアジギングSSD84。
このロッドは、3~12gのジグの操作性を追求した設計で、繊細なティップによる食い込みの良さも相まって、多様なターゲットに適している。フィネスモデルだが、バットにかけてはパワーも持たせてあり、最大20g程度のジグもキャスト可能だ。
また、8ft強というレングスは、湾内の小規模突堤や、港内の護岸からの釣りで、足下までジグをきっちりトレースするために好適な長さだ。
メッキやオオモンハタをゲット
10gのジグをキャストし、リフト&フォールの誘いで中層から底層を探っていく。
さっそくメッキを連打でキャッチ。堤防の基礎石の周囲を回遊していたようだ。さらに、ボトムをち密に探ってオオモンハタもキャッチした。
なお、マイクロショアジギングSSDには、96と84の中間的な特性を備えた89もある。
天満浦