秋に盛期を迎える陸っぱりルアー釣りのマイクロショアジギングとアジング。サーフと漁港を舞台に専用ロッドで五目釣りを達成した模様をお届け。
(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS編集部・五井貴矢)
尾鷲港でアジング
ラストはアジング。
エントリーした釣り場は尾鷲港。種村さんは、特性の異なるロッドを用い、2つの戦略でゲームに臨んだ。
まず、ロッドをスーパーアジストTZ 53/TISLとし、常夜灯周りの近距離戦から開始。柔軟なチタンティップを搭載したこのロッドは、1g以下のジグヘッドを多用するゲームで活躍するモデルだ。
なお、「チタンティップは重量がかさむ」と考える人もいるが、スーパーアジストのTZシリーズは、ガイドはすべて軽量なチタンフレームのトルザイトリングガイド。ロッド全体の軽量化で、金属製ティップによる重量増加を相殺している。
当日回遊していたアジは小型で、その弱い吸い込みに対応していく繊細な釣りとなった。
種村さんは、ティップの微細な動きを逃さず、しっかり吸い込ませてヒットを量産した。
沖のポイント狙い
ひととおり釣ったところで、今度は常夜灯の明暗部から少し離れた場所にいるアジを狙う。遠いポイントと深いレンジを攻めるため、ジグヘッドを1.0g以上とし、これに合わせてロッドをスーパーアジストTZ 60/STTに持ち替えた。
チューブラートップを搭載したこのロッドは、2.0g程度のジグヘッドやシンカーを用いたゲームのほか、プラグや極小ジグの使用にも対応したモデルだ。
おしくも良型アジのヒットには至らなかったが、遠いポイントにいたアジを着々と追加。小型も多かったがロッドの感度を頼りに掛け損ねなくキャッチして当夜の釣りを終えた。
釣行動画も公開中
当日の釣行模様は動画でも公開中だ。ぜひチェックしてみて欲しい。
<五井貴矢/TSURINEWS編集部>
尾鷲港