釣り仲間と会話でも「今年は釣れてない」と話すことが多くなった。そんな状況を打破するために6月16日と17日の2日間、1日目は高原川、2日目は岐阜県の益田川水系で渓流釣りをすることにした。大物を掛けてみんなに自慢したいところだ。さて釣果はいかに?
2日目は小坂川と益田川
前日に日釣り券を購入して、2日目は小坂川と大洞川の出合へ午前5時に着きサオを出してみる。
渇水が響いているのか、ヒレの張った美しいアマゴとイワナを各1匹手にしたものの、後が続かず移動した。
大洞川と小坂川で探ってみるが、赤ちゃんアマゴがミミズの先をくわえて遊ぶだけ。最近、稚魚放流があったのか!?その後、益田川へ移動。
大場所に着き、サオを手にポイントに立つが流れは弱い。普段なら5Bのオモリで流すポイントが、2Bでジャストだ。しかし、底石に立って流れはくるぶし辺り。しばらくして放流のサイレンが聞こえる。上手にいたルアーマンも早々に撤収。チャンスかも。
流れに少し変化が出た。仕掛けを送り込み、下ザオになった時にサオまで伝わる大きなアタリを取ると、グイッと上流に向けて上っていく。魚の動きに合わせ、上ザオにして誘導するというより、魚の思うままサオを合わせているといった方が正解かも。
「デカイ!」
今回一の引きが伝わる。仕掛けは心配ない。1号の通し仕掛けだからと思っていたのもつかの間、一気に反転して下流へ疾走した。
あとはサオが耐えるのみ。サオが極限まで曲がり、「止まれ~!」と念じるものの、モンスターには通じない。
祈りもむなしく、パチ~ンと乾いた糸が切れる音とともにサオが天に伸びた。正体は分からないが、いい引きを味わせてもらった。
その後、水量がいい感じになり23~28cmのアマゴを3匹、イワナとニジマスを各1匹追加。午前10時30分に納竿とした。
やはり、一雨ほしい。そうすれば、状況も一変することだろう。
追伸
翌日に釣友から着信メール。
嫌な予感が的中し、写メ付きメールは長良川でサツキマスをゲットの内容。満足気分が、このメールで台無しになったことは言うまでもない。
<野田正美/TSURINEWS編>
高原川漁業協同組合
益田川漁業協同組合