今年も香川沖のイイダコシーズンが開幕した。早速8月末に釣行してきたので、その日の釣況と、そこから占った今シーズンの展望を紹介したい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター濱堀秀規)
釣り船中村屋でイイダコ釣り
当日の朝、ポイント到着時には、岡山船籍や、広島船籍に香川船籍の遊漁船など、目測で300船くらいいた船も、10時ごろには「100船もいないなあ、みな帰っていたなあ」という状態になった。潮も速くなったし釣れないので、イイダコは諦めて狙いをタイなどの他魚にかえたのかもしれない。
私たちは渋い釣況のなか談笑しながら浮気せずに楽しみ、ぽつぽつと追加。最終的に私たちグループ4人と、他の同乗者2人、合計6人のシーズン幕開けの当日の釣果は、約110匹であった。決して多いとは言えない。
渋い日の楽しみ方
今回のように渋い日に当たった際、私たちは船上パーティである。何も、ビキニの美女を侍らせて、シャンパンをぬくのではないが、最高のごちそうがそこにはあるのである。もったいぶらないで、ネタばらしをすると、カップ焼きそばに、カップうどんを頬張るのである。空気もきれいだし、船にゆっくり揺られて気持ちがいいので、「こんなうまいカップ麺食ったことがないわ」と皆絶賛の嵐となる。お湯も沸かすことができる釣り船中村屋は最高である。
ヤドカリ観察も
そして、イイダコ以外にこの日は、ケンサキイカや、ヤドカリが釣れたりした。ヤドカリは行動が面白くて、クーラーの上でしばらく観察をして、楽しんだ。生き物の行動は、どんな考えで行動しているのかなと想像すると、面白さにあふれている。