関西でも年々人気が高まっている夏のケンサキイカ。今回は京都府宮津市の青龍さんに乗船、悪戦苦闘しながらも何とか2桁を確保できたので、当日の釣行をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターY_Kotake)
青龍でイカメタル
釣り仲間や遊漁船の釣果情報によると、山陰沖や敦賀沖などのエリアと比べて宮津周辺は厳しい釣果が続いている様子で、最近の船中トップでも40杯前後。
それでも旬のケンサキイカを味わうべく船長さんへ連絡し、8月6日金曜の半夜便に友人Aと2人で乗せてもらうことに。贅沢は言わないが何とか20杯ほどは釣り上げて旬の味覚を味わいたいところだ。
台風の影響で出船は微妙な状況であったが、当日の朝、船長からの連絡で何とか出船できるとのこと。ほっと胸を撫で下ろし昼過ぎに出発、京都府は宮津市へ車を走らせた。
港に到着し船長に近況を伺うが、どのポイントもベイトの集まりが悪く、それに伴いイカも少ないとの情報が。またベイトやイカが集まってもタナもパターンも定まらず活性が低い日が多いようで、事前の情報通り厳しい釣行となりそうだ。
イカメタルのタックル&仕掛け
午後5時に出船し、いつもより更に西へ向かうこと2時間、長旅の末ポイントへ到着。台風による南風を覚悟していたが予想に反し無風でベタ凪。さすが船長、俄然やる気が出た。
イカメタル用ベイトロッド、小型のカウンター付きベイトリール、メインラインはPEライン0.6号、リーダーはフロロカンボンライン3号を用意。仕掛けは市販のイカメタル仕掛けセットを使用。
開始直後は沈黙
水深は50m、鉛スッテは赤緑30号からスタート。既に集魚灯が灯されていたが、日が落ちて間もないこともありボトムから丁寧に探ってみる。しかし開始から1時間が経過、私含め周りも全くアタリが出ない。
開始から1時間半が経過し、オモリグを使用していた友人にヒット、周囲もオモリグ使用者が少しずつ釣り上げていく。しばらくしてイカメタルのみで挑んでいた私にもようやく1匹目がヒット。型は少し小さめだが美味そうだ。
試行錯誤し数を伸ばす
釣り開始から2時間、午後9時ごろから徐々に船全体のペースも上がっていく。しかしどのアタリも小さいことからまだまだ低活性だろうと予想。
仕掛けをエダス3cmのものから10cmの仕掛けに変更し、また潮が緩んできたところで鉛スッテも20号と少し軽めに。ドロッパーも頻繁にカラーローテーションさせ赤白、ピンク、青白など色々と試していく。
そんな中、赤白の鉛スッテ20号、赤黄のドロッパーがヒットパターンとなり30分程で10匹を追加、やっと2桁となった。