フェイスブックの「愛知釣りが大好き」というコミュニティの釣行イベントが開催され、参加した。釣り堀と船キス釣りのダブルヘッダーを満喫した一日をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)
優誠丸でキス釣り
そして後半戦は、片名漁港の優誠丸での船のキス釣りの様子をお届けしたい。さやかさん、安田りいさんとともに3人で優誠丸へ乗り込む。
優誠丸は午後便での出船で、午後2時30分から午後5時30分の3時間の釣行だ。短時間ながら夏の風物詩とも言えるキスを狙う。さやかさん、りいさんともにキス釣りは初体験だ。
釣り方
釣り方はまずオモリを底まで落とし、オモリだけわずかに底を切る。あとは潮の流れによって船が動くため、エサが付いたハリだけが海底の砂地部分を引きずるように動いていくイメージだ。ここでキスがエサを見つけてくれれば、吸い込むように食ってくる。
食いが良ければエサを小さく、食いが悪ければエサを大きくしてアピールするのが定石。その日の状況はエサを入れてみないと分からない。まずはイシゴカイを半分にカットして狙う。
見事本命キス顔見せ
ラインが横に流れてしまい釣りにくいが、りいさんにすぐアタリ。キス釣りで早アワセは禁物。アタリが出たらワンテンポ待ってから、ロッドに乗せるように掛けるのがコツだ。りいさんは小気味よいキスの引きを感じながら、リールを巻いていく。水面を割って姿を現したのは、透き通るような美しい本命のキス。
続いてさやかさんのサオにも反応が出る。サオ先をぶるるっとたたくような独特のアタリで、こちらも初めてのキスを手にすることができた。