ポイント探索。アジングで打てる場所を増やすために大事なことだ。ただ初場所のサーチは容易ではない。アジが入ってくる条件を確認しよう。
(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS編集部)
イカスミがヒントになることも
初秋のアジング初場所探索は、少し急いだ方がいい。アジの最盛シーズンがアッという間に通りすぎてしまう。上述の3つのポイント「外灯」「ボトム地形」「川」を踏まえた上でイカスミをヒントにする。初秋は必ずエギングアングラーがイカの新子を釣って堤防にイカスミを吐かせている。
イカのベイトもいろいろだが、大きなイカはアジが大好きだ。イカが入っている場所=アジがつく場所と考えられる。ただイカの活性が高いと、アジがビビって若干釣れにくいかもしれない。また先行者のエギンガーに釣られているフィールドは、イト鳴りによってスレている可能性もある。
うまく初場所探索を
初場所探索のヒントについて解説してきた。今はストリートビューや航空写真から大体のイメージをつかむこともできるので、それを有効に活用するのもいいだろう。
筆者の場合、とにかく川と砂地という自分の好きな条件、釣り方が通用しやすい場所で絞り込む。そこから小さな部分はやはり足で稼いだ方がいいと思う。こんなところに外灯、こんなところによさそうな流れ込み、というような発見は、釣り場で細かく立ち止まって見ることでしかありえない。初夏の豆アジのシーズンからアジのポイントを探すことができるので、この秋に数を釣りたいなら、今から豆アジの場所を探し、そいつらが育つのを待つのもいい。
<井上海生/TSURINEWSライター>