伊藤さとしのプライムフィッシング。テーマは「マッシュポテトを使おう」。今回は千葉県君津市にある亀山湖での実釣編。
(アイキャッチ画像提供:週刊へらニュース伊藤さとし)
広瀬に移動しモジリ確認
川筋中流域はターンオーバー気味なのか、エレキのプロペラが作る泡がなかなか消えないのに、上流部まで来ると急に泡が少なくなり、水色もよくなった。
「こっちは生命感があるね。小さいけど、ヘラらしきモジリもあるし」
この時間帯でもモジるのなら、期待できそうだ。広瀬のヘアピンカーブを曲がった先の、左側にある水中立木に着舟。
移動前と同じ仕掛けとエサで、ウキだけ少し小さくして再開。水深は約3mで、タナは1本~1本半。
3枚連釣もカメの猛ラッシュ
すると再開数投でウキが動いて、あっけなく尺2寸~尺3寸を3枚ゲットした。
「ウソでしょ。こんなことってある?」
しかもウキの近くでは尺半超クラスのヌケも出て、期待感はもはやマックス。ところがその後にハリ掛かりした1尾のカメを皮切りに、その後はカメの猛ラッシュ。アカミミ、クサガメ、名前の分からないカメなど……。
エサ打ちを続けていれば、いつかは本命がまた交じるだろうと思っていたが、その期待は見事に裏切られた。
「もうカメはいいよ……」
ちょっと早いが、15時30分に納竿した。釣果は移動後の計3枚だけ。
「まあこれも野釣り。型が見られただけでもヨシとしないと」
と言って同湖をあとにした。
次回も「マッシュポテトを使おう」です。
<週刊へらニュース伊藤さとし/TSURINEWS編>