6月中旬、金谷沖でのクロダイ釣りは終盤戦ですが、特大アジが好調との知らせを聞き出かけてきました。最大42cm含む12匹と本命クロダイも1匹手中に収めた釣行をレポートします。
（アイキャッチ画像提供：TSURINEWSライター尾崎大祐）
アジ釣りのテクニック
この日のように一日を通して一瞬しかアジが釣れないという日はよくあること。おさらいという意味も含め、こういう時のテクニックを船長の助言含め、2つまとめておきます。
エサは小さく！
エサ持ちがいい赤タンはアジ釣りの効率のいいエサとして効果的。ウイリー仕掛けよりも食いがいい場合も多いそうです。食いがいい反面、エサ取りにもあってしまうので、船長曰はく「小さくつけてみな」。実際、1cmから5mmにかえただけで、エサ取り被害がほぼなくなりました。
時には抜き上げも！
LTで特大アジとのやり取りはスリリング。船長もバラシはしょうがないと言っていました。しかしながら2～3本バリのアジの仕掛けでタモアシストにて上げると、ハリが網に引っ掛かり時間ロスしてしまうのも時にはもどかしいものです。
基本はタモアシスト（提供：TSURINEWSライター尾崎大祐）やり取りの最中に「ちょっと小さいかな」と感じ、海面付近にて「キラキラ光っていない」と確認したら、思い切った抜き上げも一つの手段。実はアジ、海面付近できらきら光っていなく、終始黒い姿で見えていれば、上顎にガッチリ掛かっているケースがほとんどです。特大アジは別として、やや小型であればこういう選択肢も釣果をアップする手段として持っておくと良いかもしれません。
上顎にガッチリ（提供：TSURINEWSライター尾崎大祐）特大アジは最高においしい
特大でしかも金色に輝く金谷沖のアジ。でっぷり太ったクロダイとともに、これらをお酒と一緒に食することは、個人的には釣り以上に最高の一時。色々作ってみました。
刺し身（提供：TSURINEWSライター尾崎大祐）刺し身は黄金アジ釣ったら絶対作らなないといけない料理です。
クロダイのアクアパッツァ（提供：TSURINEWSライター尾崎大祐）クロダイは江戸川産のアサリとアクアパッツァに。
半身にしてアジフライ（提供：TSURINEWSライター尾崎大祐）フライはフライヤーのサイズが小さく……ではなく、アジのサイズが大きすぎて尻尾部分が曲がってしまいました（汗）。もっと大きいサイズのフライヤー買わないといけません。
金谷エリア近辺の船宿では基本LTで大アジを狙うということで、道具のお手軽さの側面からも初心者にオススメできます。
釣り方は船宿により若干の違いはありますが、基本は同じ。ぜひ、黄金に輝く特大アジを仕留めるべくお出かけになってみてください。
実は今回お世話になった太海丸は今年の7月20日で約40年の歴史に幕を下ろすとのこと。とても残念ですが、私としてはいい思い出を作らせてもらい、感謝の気持ちでいっぱいです。船長、おかみさん、スタッフの方々、本当にお疲れ様でした。
＜尾崎大祐／TSURINEWSライター＞
