釣果をある程度見込め、釣る楽しさに食べる楽しみのあるマダコ釣りに、5月の終わりに釣行してきました。今回はエギカラーの考察を交えその模様を紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター丸山明)
5月終盤の釣行リポート
5月最終の金曜、日曜とボート釣りをしました。ともに朝の潮止まりを狙った短時間釣行で、晩ご飯の肴の明石のマダコを釣ります。
5月28日
5月28日(金)の潮止まりは10時ごろだったので、ゆっくりの出航して7時半から明石二見沖西端の実績場で釣り開始。前日までの雨で、加古川の濁りが入り水色はスッキリしていないので、一番派手な柄物のエギを使用。
開始すると、まだボートが安定しないくらいの速い潮の動きなのに、300~400gが3匹乗ってきました。これならばいいペースで釣れそうとほくそ笑むと、潮が緩み始めてからの絶好の時間帯にタコの気配が消えました。
エギのカラーをかえ、なんとか2匹を追加。潮止まり寸前に1匹で、計6匹がこの日の釣果。本来、一番乗り始める潮が緩んだ時に食い気がなくなり、濁りと水潮の傾向かと思いましたが、潮の動きの活性に変化が出ているようです。
5月30日
5月30日(日)は朝8時の潮止まり前を釣って、混雑予測の海から早々に引き上げる算段で、同様の二見沖西端で5時半釣り開始。たいへんな船数で、普段は空いているポイントもたくさんの船で、引き波も多く釣りにくいスタートです。
潮の流れはまだまだ速く、操船しながらの釣りはあわただしいのですが、金曜同様に潮の速い時間帯にポンポンと乗りが続き、7時までに300~500gを5匹釣り、意気揚々です。
しかし、前回同様にこれまでベストと思っている潮の流れが0.8kt以下でタコの気配が消えました。周辺ポイントを探りながらうろうろしていると潮止まり。上げ潮にかわったところで2匹を追加して、計7匹。予定をはるかに過ぎた10時に集中力が途絶え、沖上がりしました。
2日間の共通は、タコ釣りには潮が少し速めの時に好釣、緩むと気配が消える。どうも潮の動きに対する食いの変化が出てきたようで、夏の動きになってきたのかもしれません。反応のない空白時間帯、もっと潮の動くところへ移動するのが正解だったようです。
いよいよ6月からの夏タコ本番を目の前に課題が出ましたが、全体傾向は好調に推移しているので、これからが楽しみです。
釣って楽しく、食べておいしいタコ釣り、みんなで狙いましょう。
<丸山明/TSURINEWSライター>