不動の人気を誇るシーバスゲーム。その中でもウェーダーを用いたウェーディングゲームは、コアな部類に入る。今回はウェーディングの利点と注意点を解説していく。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター檜垣修平)
ウェーディングゲームの利点
スニーカーでもできる陸っぱりの釣りと比べ、ウェーディングゲームには利点がたくさんある。
攻略エリアが広がる
延々とシャローが続く干潟や、潮が満ちると足場が水没してしまう護岸等。普段着では立ち入ることのできない場所でもウェーダーがあれば攻略が可能に。
競合相手が減る
シーバスゲームはポピュラーな部類なので間口が広く釣り人口は多い方だろう。そのため少ない釣り場を多くのアングラーが狙っている。しかし人気スポットでも大潮で水没してしまうような場所は、ウェーダーを準備するのをめんどくさがって帰ってしまう人も多い。
魚との距離が近い
入水して行うウェーディングゲームでは魚を掛けてから取り込むまでの距離が近く、よりエキサイティングなファイトになる。魚を陸にあげる必要もないので魚へのダメージも最小限になる。
ウェーディングゲームの魅力
先ほどもあげたように、ウェーディングゲームには陸からでは味わえない特殊なエキサイティングさがある。
魚との距離が近いので、フィッシュグリップを用いたランディングをすることもでき、釣った魚と同じ水に浸かっているというなんともエモい感覚があるのだ。シーバスアングラーの中には「釣れるから」というよりは、「ウェーディングゲームが好きだから」やっていると言う人も多い。そもそも水の中に入る行為自体が特殊なので、その感覚を楽しむという感じもある。
釣れる、という以外にも一味違うロケーションや魚との触れ合いを楽しむというメリットが多いのだ。