東京湾ルアーマゴチ開幕 前半苦戦も終わってみれば船中10尾【林遊船】

東京湾ルアーマゴチ開幕 前半苦戦も終わってみれば船中10尾【林遊船】

東京湾原木中山の林遊船からルアーマゴチで釣行。シーズン初期ということで前半は苦戦したが、終わってみれば船中10尾の楽しい釣りになったのでリポートしたい。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・奥野忠弘)

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オフショア ソルトルアー

林遊船でマゴチ狙い

当日は田中さん、福田さん、橋本さん、大谷さんの4人で定刻の7時に出船。快適なクルージングで湾奥にある浅場のポイントに到着。「水深は7mです。カケアガリになっているのでやってみてください」というアナウンスでスタート。

東京湾ルアーマゴチ開幕 前半苦戦も終わってみれば船中10尾【林遊船】タックル図(作図:週刊つりニュース中部版APC・奥野忠弘)

マゴチは砂地の海底に潜んで、目の前を通った小魚やエビ、カニ、シャコなどのベイトに飛びついて捕食する。

アクションは2パターン

ルアー釣りの基本は、1oz(約28g)を中心に、10~40gのジグヘッドに、さまざまな色や形のワームを付け、(1)ボトムバンピング(2)スイミングの2パターンで攻める。

(1)はルアーをキャストして着底したら、斜めにした竿先を50cm前後シャクり上げ、連続して底をタタき続けるようなアクション。(2)はルアー着底後、海底を意識しながらリールを数回転して、ルアーを引いては止めるを繰り返して誘う。

東京湾ルアーマゴチ開幕 前半苦戦も終わってみれば船中10尾【林遊船】いろいろなワームで挑もう(提供:週刊つりニュース中部版APC・奥野忠弘)

どちらもルアーの色や形、重さ、さらに動かす幅や速度によってアタリ方が変わるので、あれこれ試してみる。

ランガンで本命マゴチ登場

初めは潮が動かず、キャストを続けてもアタリが出なかったが、実績の高いポイントを次つぎとランガンすると、私にファーストヒット。ガツガツと金属的なアタリに即アワセすると良型らしい首振りダンスのファイトに本命を確信。しかし、残念ながら巻き上げ中にフックアウト。

マゴチの口は硬く、ハリが口に引っかかっているだけのことが多い。ファイト中のポンピングはバラシの原因になる。アワせたら竿はそのままの角度で巻き続け、ネットインさせることがキャッチ率を上げるポイントだ。

東京湾ルアーマゴチ開幕 前半苦戦も終わってみれば船中10尾【林遊船】上唇にしっかりフッキング(提供:週刊つりニュース中部版APC・奥野忠弘)

このあと、橋本さんの竿がガツンと曲がり、今シーズン1尾目となる本命をゲットして大喜び。続いて、私にもアタリがきて、今度はテンションを緩めずファイトして47cm。

61cm頭に続々ヒット

さらに、サイズアップの55cmを取り込んで気分はサイコー。この流しで、田中さんと福田さんが56cmと57cmの良型をダブルヒット。二人は「苦労して釣れた魚は最高に嬉しいですね」と、満面の笑みで写真を撮らせてくれた。

東京湾ルアーマゴチ開幕 前半苦戦も終わってみれば船中10尾【林遊船】初心者でもこの通り(提供:週刊つりニュース中部版APC・奥野忠弘)

集中してフルキャストを繰り返すと、スイミング中にひったくるようなアタリでガツン。大型を確信して慎重なファイトで船長の差しだすネットに収まったのは、マーゴンと呼ばれる61cmの極太で、想定以上の大物に思わずガッツポーズ。

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