愛知県西尾市にあるコイ釣り堀「中根フィッシング」に釣行した。空き時間を利用した手ぶらチャレンジだったが、2時間で計7kg釣れたので、その模様を紹介する。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター杉浦永)
コイ釣り堀とその魅力
コイ釣り堀は、主にコイが放流されている人工池で釣りをする施設のこと。料金を支払えば釣りができる、娯楽を目的としたレジャー施設である。近年では海上釣り堀やエリアトラウト、釣った魚が食べられる飲食店など釣り堀の種類は多いが、コイ釣り堀はそのはしりともいえる存在だ。
その魅力は、何といっても、「お手軽さ」であろう。サオも仕掛けもエサも全て釣り堀に用意されているので、手ぶら釣行も可能。そのため休日の娯楽や家族との時間としても利用できる。また、人工的に整備されているため、安全性も野池や海に比べて高く、釣り入門にもおすすめだ。
中根フィッシングの概要
今回訪れた中根フィッシングは愛知県西尾市にある釣り堀で、コイ以外にナマズやヘラブナも放流されている。営業時間は朝8時から日没まで。定休日は水曜日だ。料金は、 1時間:800円、2時間料金:800円。
また、釣った魚の買取制度があり、1kgあたりで計算される。1時間なら40円/kg、2時間なら20円/kgとなっている。時間内にたくさん釣ることでお金が戻ってくるので、釣り人側のモチベーション向上にも繋がる。
またポイントカード制度があり、1匹で3kgを超える大物を釣った場合は1ポイント、ナマズは1匹あたり1ポイントが獲得でき、30ポイント獲得することで無料券に変換できる。
当日の状況と使用タックル
釣行日時: 4月2日金曜日
天気:晴れ
風:風速5m/s前後
平日のため釣り人も比較的に少なく、釣りやすい状況だった
今回使用したのはレンタルタックルの「のべ竿」。基本的に人工的な小さな池であり、手前にもコイがいるので、リールを使って遠投する必要性はない。そして、エサの「練りエサ」は2時間の利用料金の中に含まれているため、持ち込みの必要性はない。
基本の釣り方
まずは練りエサを小さくつまみ取り、直径1cmほどの球状に丸めてハリを包み込む。軟らかく付けすぎるとエサがバラけやすなってしまうので、バラけない程度の硬さを意識する。
ちなみに、練りエサによる手の臭いが気になる方は手袋をオススメする。手袋をしていれば手に臭いが移ることもないので、釣り堀後に予定がある人にもオススメだ。
コイがエサの練りエサを食うと仕掛けのウキが上下に動いたりするので、その際にウキがしっかり沈んだ状態を確認して、アワセを入れる。アワセが早くても、遅くても乗らないので、しっかりとウキが沈む瞬間にアワせるのがコツとなる。
アタリは多いが乗せられず
1投目からウキは上下して魚のアタリは凄く多く、何度かウキが沈んだりするタイミングでアワセを入れてみるが、ヒットまで至らない。練りエサだけを打ち返している状況がしばらく続いた。
しかし、アタリは頻繁にあるので、しつこくウキが沈む瞬間にアワせを入れているとヒット! なかなか強いファイトで上がってきたのは1kgほどのコイ。何とか1匹ゲットすることができた。
しかしアタリは多いもののアワセのタイミングが何かおかしい。アワセの回数に対してのヒット率が極端に低いのだ。