3月末日の朝マヅメ、泉南にある樽井の石積み波止でメバルを狙った。大型こそ出なかったが時合いには連発し、7匹をキープした釣行をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター谷口墨人)
石積み波止でメバリング
3月の後半にもなると暖かい日が続き、大阪湾の海水温が上昇してきた。ロックフイッシユの活性も上がっている頃かと思い、3月25日は泉南・樽井の石積み波止に釣行してみた。
現地には午前4時すぎに到着。タックルを持って樽井漁港の埋め立て地の南側、男里川尻にある、石積みの波止にエントリーした。風と波は弱く、曇天。気温が10度以上あり冷え込みは弱いが、今にも雨が降りだしそうな天気だ。満潮前で、潮は上げてきていた。
際を攻めて15cmメバル
波止の先端の河口向きにサオを出すため、タックルをセットする。1gのジグヘッドに、スクリューテイル1.5inch(パールホワイトの夜光タイプ)を装着。まず表層をノーアクションのスローで探るが、バイトがない。レンジを下げていって、ボトム付近まで探っていくが、やはりバイトがない。
メバルの活性が低そうなので、斜め横に投入して石積みの際をタイトにスローで引いてみる。すると、ググッとバイト。すかさずアワせたがフッキングしなかった。やっと、反応があったので、バイトがあった同じ所をスローで引いていると、ブルブルとバイト。アワせると、ググッと心地いい引きが伝わり、15cmのメバルをキャッチ。
ストラクチャー周りで連発
その後、数投するがバイトがないので、手前に移動して沖合に投入し、中層をスローで探ってみる。すると、手前のシモリ際で、コツンとバイト。すかさずアワせると、グングンとメバルの引きが伝わる。いい引きを味わい、17cmのメバルをキャッチ。どうやら、メバルがストラクチャーに張り付いているようだ。
5時30分をすぎ、夜が明け始めた。すると、プチ時合いに入ったようで、1投ごとにストラクチャーの周りで反応があり、ショートバイトも多いが、メバルをキャッチしていくことができた。メバルがハリに掛かって暴れると、胃の内容物が口から吐き出されるので、それがまきエサになりメバルの活性が上がってくる。バラしてしまうと活性が下がるので、そんな時は移動して投入すると、またバイトが始まった。