『メバリング』ステップアップ解説:プラッギング代表ルアーと使い分け

『メバリング』ステップアップ解説:プラッギング代表ルアーと使い分け

最近、メバリングではジグ単リグだけでなく、プラグを使用したプラッギングが流行している。今回はメバルプラッギングにおけるプラグの使い分けを解説する。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター山下洋太)

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山下洋太

フィールドは三浦半島及び伊豆半島の地磯。ターゲットはロックフィッシュ。年間釣行回数は300回以上。

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ショア ソルトルアー

メバルプラッギングとは

メバルプラッギングとは、メバルをプラグで狙うことを言う。プラグとは、プラスチックなどから作られたハードルアーのことである。メバリングに使用するプラグは数種類あり、それぞれ使い分けると引き出しが増え、釣果アップできる。

メバルプラッギングに使用するプラグを大きく分類別にすると、

・シンキングペンシル
・ミノー
・トップウォーター

の3つに分けることができる。

その他にもバイブレーションなどもあるが、この3種類のプラグの出番が多い。次にこれらの特徴及び使い分けについて説明する。

プラグ別の使い分け

プラグの基本的な使い分けについて紹介しよう。

シンキングペンシル

『メバリング』ステップアップ解説:プラッギング代表ルアーと使い分けシンキングペンシル(提供:TSURINEWSライター山下洋太)

シンキングペンシルは、メバルプラッギングにおいて最も使用されているプラグだと思う。それは遠投性能の高さと、レンジをある程度アングラーが操作できるため、使いやすいからだ。最初に投げるパイロットルアーとしてシンキングペンシルを選択するとその日のパターンを掴みやすい。

リーリング速度の変化だけでなく、ロッドを立ててリーリングするか、ロッドを寝かしてリーリングするかで違うレンジを引くことができる。その日1番いいレンジがまだわからない時には、シンキングペンシルを使用すると素早く広く探れるため有効だ。

ミノー

『メバリング』ステップアップ解説:プラッギング代表ルアーと使い分けミノー(提供:TSURINEWSライター山下洋太)

ミノーはリップが付いており、何度投げても同じレンジを引いてきやすく、再現性の高いプラグだ。ミノーにはフローティングとシンキングがある。フローティングはリールを止めると浮くプラグで、シンキングはリールを止めると沈むプラグである。その特性を利用して使い分けると良い。

フローティングでは、リールを3回転毎に3秒ほどポーズを入れ、プラグが浮上してくる時に食わせる。これでしか反応しない時があるため、是非試していただきたい。

シンキングはリールを止めるとスローに沈んでいくため、スローフォールで反応するメバルに有効だ。また流れがある場所では、プラグをドリフトさせて流れに漂わせる釣り方にもシンキングのミノーは使いやすい。

トップウォーター

『メバリング』ステップアップ解説:プラッギング代表ルアーと使い分けトップウォーター(提供:TSURINEWSライター山下洋太)

トップウォータープラグは沈まずに水面を引くことができるプラグである。特にマイクロベイトがいる時にメバルが捕食のためボイルしている時に役に立つ。

基本的にはただ巻きで良いが、ただ巻きで反応しない場合は、スローリトリーブをしながらトゥイッチしてアピールするとメバルが反応することがある。またメバルの活性が高い時は、水面にただ浮かべておくだけでも釣れることがある。

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