那珂湊沖にてカレイ釣りがスタート。早速つれたか丸へ出かけてきました。本命のマコガレイは船中1匹でしたが、その分良型のムシガレイが好調だった釣行をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)
73cmタチウオ登場
タチウオ釣りがスタートし、仕掛け分(2m)巻いてシャクり始めるも、反応は底付近にあるようですが一向にアタらず。何時だったかのテレビ番組で得た知識を思い出し、誘うスピードを変えながらシャクり続けます。たまにフォールで触ったような感覚はあるものの、この日の当たりのスピード、テンポを見つけるには至りません。
やがて船長もぼやきはじめ、ネガティブな内容の無線も聞こえるようになってきました。そんな中、頑張ってシャクっていると待望のアタリ!1時間頑張ってようやく3本指73cmの本命が釣れました。
実はこの1匹、左横の友人に指導を受けながら釣った私の人生初タチウオ。そしてこの日の船中1匹というとても貴重なものでした。
前日は2時間でトップ11匹とのことでしたが……別名「幽霊魚」とはよく言ったものです。船長、1時間半程度で見切りをつけ「今日のタチウオは口使ってくれないのでカレイ、タコやっていいっぺよ」とアナウンス。ミヨシの1名はタコ(餌木)を、私を含む残りの3名はカレイの仕掛けを準備しました。
エビエサ使いカレイ狙い
まずは3本針の仕掛けを準備しエサを付けるのですが、つれたか丸ではイソメ以外にエビエサも支給。常磐でのカレイ釣りは過去に多く経験していたのですが、エビエサは初めての経験でした。
エサの付け方は尻尾を切り落としてエビがまっすぐになるようにし、針先が出るようにする、といった感じ。感想としては、イソメよりエサ持ちは悪いもののアタリはイソメより出やすいと思いました。「エサ持ちが悪い」ということで、エビエサ使う場合は3本針が断然オススメ。船長の指示も「エビ、イソメ、エビの順につけてみな」とのこと。恐らくイソメは保険の意味もあってのことだと思います。
順調にカレイゲット
3本針ということで慎重に投入。どの釣りでも同じなのですが、ハリスが絡んでしまっては釣りになりません。吹き流しの仕掛けは特に絡みやすいので慎重に。そして着底後、この日は波高1m位であったのでその範囲で小突きつつ、かつ底をしっかり捉えることができるよう竿先の位置を調整。準備が整ったところで小突き(15~20回)開始です。
出だしの数投は小突きを2~3回繰り返し聞きアワセをしてもアタリが出なかったのですが、30分位するとポツポツアタリが出はじめ、順調に釣れはじめました。
エビはマダイ釣りのオキアミと同じくエビが真っすぐになるように付ければ良いのですが、イソメの付け方は5~6cmに切って2~3本チョン掛けがカレイ釣りの基本となります。その他、時に特エサとなるアオヤギやアサリ等の貝エサを持ち込む場合は縫い刺しが良いでしょう。