那珂湊沖にてカレイ釣りがスタート。早速つれたか丸へ出かけてきました。本命のマコガレイは船中1匹でしたが、その分良型のムシガレイが好調だった釣行をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)
小突き続けてマダコ登場
カレイ釣りに切り替えてからはアタリ多く、船中賑わっていました。ミヨシのマダコ狙いの方はアタリが出なかったらしく、途中からカレイ狙いにシフト。するとこの日船中1匹と、近年ではレアな魚となってしまったマコガレイを上げ、盛り上がりを見せてくれました。
しかし、日が昇って潮が緩んできたところでカレイの活性もひと段落。船中置き竿が目立つように。それでもしっかり仕掛けが底を這うように調整していればアタリは出せるようで、ここでも明暗が分かれているようでした。
そんな中私はというと、がめつく数を稼ぐべく小突き続ける。もう、翌日確実に腕が筋肉痛になるレベルです。すると、そんな頑張りに答えてくれたかの如く……タチウオに続いて値千金の根掛り!
「しめた!」と思い、慎重に緩急つけて仕掛けを底からはがし、ゆっくり巻きはじめると、思惑通りずっしりとした重量感。間違いなくタコです!
本命&嬉しいゲストに満足
朝方タチウオを狙ったということでその分カレイ釣りの時間が取られてしまいましたが、それでもカレイ(ムシガレイ)21匹にタコ1匹はまずまずの釣果。置き竿タイムが比較的長かった友人もカレイ(ムシガレイ)16匹にホウボウ、ハナダイとお土産十分な釣果をあげることができていました。
船長、帰港後に「タチウオもカレイも渋かった」と言っていましたが、タチウオは幽霊?として、カレイはそれだけポテンシャルがある証拠。今後も楽しめそうです。
今回はカレイ釣り中心と考え、20Lのクーラーを持ち込みましたが、常連さんはタチウオを想定し30Lのものを持ち込んでいました。この日はタチウオ不発で問題はありませんでしたが、次回はドラゴン級たくさん釣ることを想定し、しっかり準備しようと思います。良い勉強になりました。
船宿のHPによると4月以降はタチウオも復活し、カレイも日によって高低差はあるものの、そこそこ数がでている様子。例年では6月いっぱいまで楽しめ、終盤は型も良くなっていきます。
マニアックなようで近年はムシガレイの登場によりお手軽になりつつある常磐カレイ釣り。タチウオとあわせるとゲーム性はより満点です。