「道具は揃った。さぁ、週末は初めての釣りだ!」ワクワクしかないですね。でも、ちょっと待って。ライフジャケットは準備しましたか?どれを買えばいいか知っていますか?業界最大手の高階救命器具株式会社に聞いてきました。
(アイキャッチ画像提供:高階救命器具株式会社)
磯釣りのライフジャケット
最後に磯の釣りですが、これも波止と同様に渡船を利用するかしないかでライフジャケット着用の義務のあるなしがかわります。「CS JCIマーク」の入ったライフジャケットも着用義務に対応する点も同じです。
しかし、磯のライフジャケット選びのポイントでは重要な点が一つあります。それが、膨張式は避けた方がいいという点です。これには理由があって、万一落水した際、当たるもののない沖と違い、磯場は周りが石だらけだからです。膨張式は中に炭酸ガスが充満した浮き輪ですから、破れてしまうと浮力を失ってしまうのです。
また、落水の際も直接海に落ちるよりも、あちこちに体をぶつけながら落ちることが多いのではないでしょうか?そんな場合でも固型式のライフジャケットなら、体へのダメージを軽減してくれるかもしれません。
この大前提を踏まえ、後は動きやすさと機能性で選べば快適な釣りができるというわけです。
磯釣りおすすめアイテム
磯のエサ釣り:SARASHI
ポケットが非常に細かく分かれていて、ユーザーの好みでポケットごとに入れるものを分けることができる。そのため、ウキやガン玉、ハリといった小物が多い磯のエサ釣りにおすすめのモデル。また使用している生地に目の細かいものを採用し、まきエサによる汚れ、臭いの付着を解消している。もちろん、固型式。
磯のルアー:レバンテ
リブベルトを採用し、非常にフィット感がいいモデル。磯場を歩いた際もライフジャケットが体に密着し、ぶれないため疲労を軽減してくれる。また、背面に薄型の収納があるので、長距離を手ぶらで移動するような場合にもベストなモデルとのこと。
いかがだったでしょう?船釣りのライフジャケット着用が義務化されてから3年、敏感な人は着用義務のない波止場でもライフジャケット着用の流れが来ているのを感じておられるのではないでしょうか?ぜひこの機会に、ライフジャケットの導入を、すでにお持ちの方は自分のライフジャケットが自身の釣りに適したものなのか再度確認していただければと思います。
<中西/TSURINEWS編集部>