今回は宮城県登米市にある通称カッパ池で、気軽に釣行をモットーに楽しんでまいりました。短ザオを手持ちにした底釣りで、春のヘラブナと遊んだ釣行をリポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター菅野裕基)
食い渋りのなか本命追加
夢中になり釣ると時間の経つのもあっという間で、すでに時刻は13時過ぎ。途中カラツンに悩まされますが、4枚ほど釣り上げ一旦昼食をとることに。ところが再開したら向かい風が吹き始めて回し振りでのエサ打ちを余儀なくされます。
あれほどアタっていたのに嘘のように静まり返るヘラブナたち……。湖面も流れが出て、ウキトップがシモリはじめて釣りが難しい状況になりました。かんざしタイプのウキがあれば対応できますが、生憎この日はありません。
時折ピタッと風が止むときを狙いウキを注視し続けると、ようやくアタリがありました。エサ落ち目盛り手前まで来てチクっと入る、底釣りの1番気持ちいい理想のアタリです。
内心「多分あがりベラになるな」と思いながら寄せると、コロンとしたきれいな魚体。相変わらず風が強いためこの魚を最後に納竿しました。強風のコンディションで釣れたコロンとしたあがりベラに感謝です。
ビギナーにオススメ
さて今回は手持ち竿スタイルのヘラブナ釣りを紹介しましたが、これから始めるビギナーの方は道具を揃えるにしても費用が掛かるし、とりあえず経験してみたいというのであればオススメできるかもしれません。
本格的な道具は後々揃えれても全く問題ありません、まずはフナ釣りそのもの楽しさを経験してみては如何でしょうか?
<菅野裕基/TSURINEWSライター>
カッパ池 (底釣り限定)