地磯メバリングで31cm「尺メバル」浮上 上げ潮狙いが的中【福岡】

地磯メバリングで31cm「尺メバル」浮上 上げ潮狙いが的中【福岡】

ようやく暖かくなってガチガチの防寒着じゃなくとも夜釣りできるようになってきました。今回は大型連発の磯メバルの釣行記録とそのパターン考察について書いていきます。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター檜垣修平)

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檜垣修平

こんにちは。檜垣修平と申します。海でのルアーフィッシングをメインにシーバス、メバルと遊んでおります!オールリリース派です。よろしくお願いします( ・∇・)

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フロートでの磯メバリングタックル

まず私のタックルを紹介します。

ロッド:ブルーカレントⅢ 82
リール:LT2000番
ライン:PEライン0.5号
リーダー:フロロ2号
リグ:フロート15g ジグヘッド0.6~1g

磯ではいつもこのタックルです。メバル用としては長いですが、磯では8ftの長さがかなり便利。

また、メバリングはジグヘッドでの攻略がポピュラーですが、浅場の続く磯ではフロートが圧倒的に有利。飛距離が出るのはもちろんのこと、沈み根付近をゆっくりと攻めることができるので警戒心の強い大型のメバル攻略には最適です。

徐々にレンジ下げてサーチ

3月17日(水)の潮は中潮で、干潮は18時過ぎでした。釣り場は福岡県北部の地磯。磯周りを攻めるため、なるべく沖合まで近づけるように干潮の時刻を狙ってのエントリーです。風は北東5m/s弱。メバリング的には少々苦しい風ですが、立ち位置を考えながらやってみます。

ジグヘッドは軽い0.6gからスタートし、表層から攻めていきます。キャストコースを扇状に投げかえながらある程度打ち返すも反応がないので、少しずつジグヘッドを重くして通すレンジを下にずらしていきます。1gにしてシェイクを交えながらフォールさせていると、コンッと小さく吸い込むアタリ。

ヒットしたのは27cmの良型です。水深は2~3m程の浅場なので感覚的には中層からボトムまでのレンジ。表層にはあまり浮いていないようなので、同じ攻め方で更に探って行きます。

地磯メバリングで31cm「尺メバル」浮上 上げ潮狙いが的中【福岡】1匹目の27cmメバル(提供:TSURINEWSライター檜垣修平)

尺メバルが登場

リグを巻いて直線的に動かすとアタリがないので、サオで2、3回アクションを加えて持ち上がった分をゆっくりとフォールさせていくイメージ。流れがあるので、実際は流れに乗りながらゆっくりとジグヘッドはフォールしています。同じコースでまた小さく吸い込むアタリ。

フッキングしてからすぐに大型の引きが分かったので、少しドラグを締めます。上がってきたのは筋肉質な31cm。尺メバルをゲットです。

地磯メバリングで31cm「尺メバル」浮上 上げ潮狙いが的中【福岡】尺メバルをキャッチ(提供:TSURINEWSライター檜垣修平)

その後は上げ潮でどんどん足場がなくなってくるので早めに退散。

どちらもチャート、オレンジの派手なカラーでヒット。常夜灯のない磯場では狙えるポイントも多く、全てをじっくり探って居るといくら時間があっても足りないので、まずは目立つ色で勝負するようにしています。ショートバイトが頻発するときはカラーよりまず狙うレンジを少しずらしてみましょう。

狙いは上げ潮?それとも下げ潮?

堤防や漁港では、干潮でいい思いができたことは少ないのではないでしょうか?足場と水面の差が大きくなり、ちょっとの風でも釣りがしにくくなってしまいますし、抜き上げ時のバラシも多くなります。ですが、足場と水面の差があまりない磯場では干潮はチャンスタイム。より潮の効く流芯に近づける上、上げ潮でシャローに差してくるメバルを狙うことができます。

今回もその上げ潮を狙っての釣行で、上げの流れがしっかり効いてきたタイミングでヒットでした。ポイントによって上げがいいポイント、下げがいいポイントが違うので、以前行って見たけどイマイチだったポイントもタイミングをかえて入ってみると意外な釣果に出会えるかもしれません。

<檜垣修平/TSURINEWSライター>