3月14日、渓流解禁を迎えた岡山県の奥津川に渓流エサ釣りへ。午前中のみの釣りでしたが低水温の中、23匹の釣果が上がったのでリポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター森雨魚)
奥津川で渓流エサ釣り
午前6時いよいよ解禁です。成魚放流の岡山県の奥津川は、お祭りのように渓流解禁を待ち望む釣り人で賑います。仲良く釣り座を取り、アマゴ釣りがスタートします。
当日の気温1℃、水温4℃のタフフィールドは、時折吹く山からの風が指先を震えさせます。
小バリで低水温の食い渋り対策
当日は、低水温対応として小バリの飲ませ釣り釣法でチャレンジ。開始してすぐにヒットしたのは、19cmほどの幅広のネイティブ・ボディーの綺麗なアマゴ。全身にパーマークを纏い、朱点がひと際「渓流の舞姫」を醸し出します。とても綺麗です。
あちらこちらで、サオが曲がり始め太陽光が差し込み始めると、これは、家族分。これは、ご近所家分……と、楽しく釣りをしている釣り人の姿に心が癒されます。
オモリを3段打ちしてウェイトを上げ、底波に乗せてゆっくりとエサを見せて流し、アマゴを誘います。そして、ほんの少し流れに吸い込まれるように沈む目印の動きに集中して、瞬時にアワセを取ります。ハリはしっかりとアゴにフッキングしていました。ハリをフィッシュ・ペンチで優しく外して生かしビク(引き船)に入れるたび、自然と笑みが浮かびます。
流れの筋を扇状に探り次々
小ポイントをさらに攻めます。駆け上がりになった流れの芯のからやや流速が安定したポイントにアマゴが定位しているようです。1投1投流れ筋を扇状に探り、15匹をキープ。その後、空きポイントのヘチ際を流してはぐれアマゴを狙います。
ゆっくりとフォール&リフトで誘いをかけて、50cm刻みで流すと3匹をキープすることができました。
ここで釣友のリクエストもあり、ワンドになったエリアへ移動しました。エサテンカラで早速チャレンンジしてみると、ブドウ虫によく反応し、シナリオ通りの釣りで5匹を追加することができました。