3月6日、神奈川県葉山の五エム丸からマルイカ釣りへ行ってきた。専用竿を持っていないのでライトアマダイ竿で挑戦。結果は果たして?
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター灰野広武)
五エム丸でマルイカ釣り
マルイカ釣りは専用竿を使用している人の割合がかなり多い釣りだが、筆者は持っていないのもあり先調子でオモリ負荷も似ているライトアマダイ竿を流用してみた。
この時期ポイントは80~100mとかなり深場でオモリは50~60号。仕掛けは直ブラを使用した。使用タックルは以下の通り。
ロッド:ライトアマダイX
リール:12ステファーノCi4+ 201
ミチイト:PEライン1号
スッテ:ダイワ ミッドスッテ37S
本命マルイカキャッチ
ポイントに到着後の1投目。セオリー通り着底したらゼロテン、少し待ってアタリがなければ底を少し切りタタキを入れて誘いをかける。ここでアタリが出なければ空アワセを入れ、乗らなければまた仕掛けを落として同じ動作を繰り返す。10mほど一気に巻き上げて落とし直すのもスッテを見切られてしまった場合は有効だ。
マルイカの小さいアタリを取れるか心配だったが、数回のタタキの後に竿先がブレたのが見えたのでアワせてみるとイカの重みが乗った。手感度では難しいが、感度が高いライトゲームロッドであれば目でアタリを取ることは出来そうだ。
イカ用の仕掛けに使用するスッテはハリに返しがなくイトを緩めるとばれてしまうので、乗った後は一定のスピードで巻き続けてテンションを常にかけるようにする。専用竿の場合は短く竿先も硬いので特に波がある日は慎重に巻き上げる必要がある。
その点ライトアマダイ竿だとリーチが長く溜めが効くのでバラシ辛く、乗った後はわりと安心かもしれない。その後も竿先でアタリを取る作戦でかなり小さいサイズも含めポツポツと乗せることができた。
スルメ&ヤリイカも登場
後半になるとスルメやヤリイカが混じり始めた。ヤリイカは重いだけだが、スルメは強烈に引くのでマルイカ用の仕掛けで多点掛けをすると時には切れてしまう場合もある。もし数が出るようであれば太めの仕掛けに変えると安心だ。
途中から直結仕掛けも試してみた。アタリは変わらず取れるが、アワセのタイミングが合わず最初の1杯目を掛けるのにかなり苦労した。
続けているうちに乗せることが出来るようにはなったが、やはり専用竿でないとやり辛いのかもしれない。なかなか掛けられずに苦戦する時間はあったが、この日は流し変える度にアタリは出続け、ヤリ、スルメ交じりで10杯取ることが出来た。