ジグ単リグには、対象魚別のセッティングがある。それもデイ&ナイトや釣り方のバリエーションを考えると幅広い、ワームとジグヘッド形状の組み合わせを紹介しよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生
アジング
基本的にアジはナイトゲームだけとして解説する。デイアジングは難しい上に、釣れ方に地域性があり、一概にこうと言い切ることができない。ベイトパターンで分けて考えよう。
ベイトフィッシュパターン
ベイトフィッシュパターン(または巻きパターン)。アジがベイトフィッシュを追っている場合、または巻きにしか反応しない場合、ラウンド型のヘッドにピンテールのワームが適する。ワームのサイズは1.5inch前後、ただ豆アジでも2inchの巻きパターンがハマることがあるので、このあたりは反応を見ながら調整しよう。
プランクトンパターン
アミパターン、プランクトンパターン。自ら動かないプランクトンを模す、つまり「動かさない動き」を要する釣りだ。アジのいるレンジにワームを定位させ、プランクトンの塊に見せかけて口を使わせる。このようなパターンでは、沈下速度を抑えやすいスローフォール型のジグヘッドが適する。そしてハリ先の仕様は若干開き気味で、アジの小さいバイトに引っ掛かりやすい、オープンゲイブがいい。ワームは1.5inchベースに最大3inch程度となる。