青森県太平洋側が誇る一級ポイントの一つに、「むつ小川原港」がある。一年を通して様々な魚を釣ることができ、港内は足場もいいのでファミリーフィッシングにもおすすめだ。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター トラヤヨウスケ)
ニシンが刺し身で食べられる?
むつ小川原港では年明け早々から約1ヶ月間、ニシンが産卵のために鷹架沼めがけてやってくる。沼ニシンや尾駮ニシンと呼ばれており、釣りたてであれば刺し身でいただくことも可能だ。
鷹架沼のすぐ上に尾駮沼があるから、尾駮沼めがけて来たのが鷹架沼にも流れてきているから、など理由はいまいち定かではないが、むつ小川原港で釣れても尾駮ニシンと呼ばれている。回遊があれば短い時合いでも数釣りが楽しめ、運良く産卵前の個体をGETできれば美味しいカズノコが作れるだろう。
尾駮ニシンの釣り方
ニシンを釣るためには仕掛けを回遊コースまで届かせる必要があるため、ジグサビキを遠投するのが有効だ。30~40cm程度の個体が多いので、針は8~10号程度、ハリスは万が一に備えて3号以上のものを用意しよう。
時合いは朝マヅメと夕マヅメの10~30分程度と短く、釣れ始めたら外して投げてをテンポよくやることが釣果につながるので覚えておくといいだろう。
<トラヤヨウスケ/TSURINEWSライター>
むつ小川原港