釣り竿や釣り道具を飛行機に持ち込む際の注意点をご案内します。今回は、空港で釣り竿の機内預け入れが出来なかった時の対処法を紹介。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター 宮崎逝之介)
遠征先で使用する釣り竿の調達はどうする?
自前の釣り竿を機内持ち込みできずに、遠征先で釣り竿を調達しなければならないとき選択肢はそんなに多くはないです。以下の3択くらいではないでしょうか?
レンタルタックル
遊漁船や船宿を利用する予定ならば、レンタルタックルを用意している場合が多いので相談してみましょう。
仲間のサブタックルを借りる
同行者がいる場合は貸してもらえるタックルがないか相談してみましょう。
現地で購入する
現地で釣具店に立ち寄れるようならそこで釣り竿を購入することも視野に入れましょう。
「究極の二択」を迫られたら
筆者が出発空港で毎回のように航空会社の地上スタッフに言われる究極の二択があります。それは出発地から遠征地までに飛行機の乗り継ぎを予定している場合に、「こちら (出発地)ではお荷物 (釣竿)をお預かりいたしますが、乗継先の便では積み荷の状況によってお預かりできない場合がございますが、よろしいでしょうか?」というものです。初めて言われたら絶望しそうな台詞です。
だが、こちらももう慣れっ子です。即座に「かまいませんよ」と回答します。これまでに釣り竿が乗り継ぎ便に乗せてもらえなかったことは一度もないからです。当方は乗継後の「長さの目安」の条件も満たしてパッキングしています。
これも筆者の想像上の話になるが、預かった釣り竿を引き渡す側の航空会社も引き渡される側の航空会社も乗客との無用なトラブルは極力避けたいはず。だから、よほどのことがない限りは一度預かった荷物を最終目的地まで運搬できるよう頑張ってくれるはずです。筆者はそう信じてます。
いずれにしろ、究極の二択を迫られたとき、遠征釣行が目的である以上「じゃあ、釣り竿預けるのやめます」という選択はありえないでしょう。万が一の場合は前述の方法でトラブルに対処するほかありません。
航空関係者のみなさまアングラーに愛をくださいませ。
<宮崎逝之介/TSURINEWS・WEBライター>